【専門家監修】自動販売機を設置したい事業主のための導入方法/流れ/費用/条件を解説
自動販売機を設置したいが、どういった手順で設置するかわからないとお悩みではありませんか。
どの業者に依頼すればいいのか、そもそもどういったポイントが自販機設置にあるのか不明な場合も多いでしょう。
そこで、本記事では自動販売機の導入方法や設置のポイント、おすすめの設置スポットについて解説しています。また、費用や設置に関する条件などよくある質問に関しても回答しました。
自動販売機設置のお悩みや不安を解決できる内容となっていますので、自動販売機を設置したいとお考えの場合は、ぜひ最後までご覧ください。
- この記事でわかること
- ✔ 自動販売機設置の際に注意すべきポイント
- ✔ 自動販売機設置におすすめのスポット
- ✔ 自動販売機を設置する流れ
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今すぐ無料相談目次
- 1. 自動販売機を設置できない場所とは?注意すべきポイントを解説
- 1-1. 設置スペースが十分でない場所
- 1-2. 許可のない私有地や公有地
- 1-3. 土地の用途(地目)が適していない場合
- 1-4. 設置面の強度や傾斜に問題がある場合
- 1-5. 景観に影響する場所
- 1-6. 電源が確保できない場所
- 2. 自動販売機設置におすすめのスポット7選
- 2-1. 駅周辺や人通りの多いエリア
- 2-2. 車や自転車が駐車しやすい場所
- 2-3. コンビニやスーパーが少ないエリア
- 2-4. 学校やオフィスビルの近く
- 2-5. 公園やレジャー施設の周辺
- 2-6. 繁華街や商店街の入口
- 2-7. 単身者が多い住宅街
- 3. 自動販売機を設置したい場合の自販機導入方法3選
- 4. 自動販売機を設置する流れ
- 4-1. 自動販売機を提供する会社の選択
- 4-2. 自動販売機設置業者・オペレーターの決定
- 4-3. 契約書の確認・締結
- 4-4. 設置までの流れの確認
- 4-5. 設置の立ち合い
- 4-6. 設置完了・販売開始
- 5. 自動販売機を設置する際のよくある質問
- 5-1. Q:自動販売機を設置するためにクリアするべき条件は?
- 5-2. Q:自動販売機を設置するために許可や届出が必要なケースは?
- 5-3. Q:自動販売機設置によって期待できる利益率は?
- 5-4. Q:飲料メーカー・専業オペレーター・自動販売機販売業者の違いは?
- 5-5. Q:自動販売機で食べ物を販売するビジネスは可能?
- 5-6. Q:自動販売機を個人で設置することはできる?
- 5-7. Q:自動販売機を個人で設置した場合の費用は?
- 5-8. Q:自動販売機設置にかかる費用は?
- 6. まとめ:高い利益率を目指す場合は自動販売機販売業者がおすすめ
1. 自動販売機を設置できない場所とは?注意すべきポイントを解説
自動販売機はどこにでも設置できるわけではなく、設置する際にはいくつかの条件や規制をクリアする必要があります。失敗しないためには、どんな場所が自動販売機の設置に適していないのかを事前に把握しておくことが重要です。本セクションでは、自動販売機を設置できない場所の代表的な条件と、それに伴う注意点を詳しく解説します。
① 設置スペースが十分でない場所
自動販売機は意外に大きく、設置には十分なスペースが必要です。例えば、狭い歩道や建物の入り口など、物理的に自動販売機を設置できない場所では、設置が不可能です。
また、商品の補充やメンテナンスを行う際に必要なスペースも考慮しなければなりません。ギリギリのスペースに設置してしまうと、補充時に扉が開けられないなどの問題が発生するため、適切なスペースを確保することが重要です。
② 許可のない私有地や公有地
自動販売機を設置するメリットとして、従業員の業務軽減が可能です。製品の陳列や販売におけるレジ業務などを自動販売機で削減でき、従業員は他の業務に集中できます。
もちろん、全ての業務を自動販売機でまかなえるわけではありません。しかし、新しい販路を作る際に必要な業務を最小限にするためには自動販売機がおすすめです。
例として、旅館やホテルのお土産を自動販売機で販売することで、従業員はその他の業務に割ける時間が増えます。結果、充実したサービスを顧客に提供できるでしょう。
自動販売機は販売業務を軽減し、その他業務を効率的に進める効果も期待できます。
③ 土地の用途(地目)が適していない場合
土地には「地目」と呼ばれる用途区分があり、それによって使用方法が制限されています。例えば、農地や保安林などの地目には、原則として自動販売機を設置することができません。宅地や商業地であれば設置可能な場合が多いですが、特定の地目で設置を計画する際は、事前に確認を行うことが重要です。自治体によっては、独自の制限がかかる場合もあるため、地域のルールに従いましょう。
④ 設置面の強度や傾斜に問題がある場合
自動販売機は重量が非常に重く、1台で数百キロに達することもあります。そのため、設置面の強度が不足している場所には設置できません。
例えば、軟弱な地盤や傾斜がある場所では、機械の倒壊や故障のリスクが高くなるため、設置を避ける必要があります。また、JIS規格では自動販売機の傾斜角度は1度以内であることが求められており、これを超えると設置が難しくなります。設置面の確認は、安全な運営のために非常に重要です。
⑤ 景観に影響する場所
観光地や歴史的な地区では、地域の景観を保護するために、自動販売機の設置が制限されることがあります。
例えば、景観条例が厳しいエリアでは、建物の外観や周囲の風景と調和するデザインでなければ設置が許可されないこともあります。特に、色彩や高さに関する規定がある場合、一般的な自動販売機のデザインでは設置が難しい場合があるため、事前に自治体に確認することが推奨されます。
⑥ 電源が確保できない場所
自動販売機は電源が必須です。屋外や郊外など、電源の確保が難しい場所では設置ができません。
特に山間部や公共施設から離れた場所では、電力供給が難しく、長期的な運用が困難になることがあります。電源の確保が難しい場合は、設置前に電力会社との交渉や電源確保のための設備導入を検討する必要があります。電源が不安定な場所に設置すると、商品の品質劣化や機械の故障につながるリスクがあるため、設置前の確認は不可欠です。
2. 自動販売機設置におすすめのスポット7選
自動販売機を設置する場所を選ぶ際、立地が大きな影響を与えます。適切な場所に設置することで、売上が伸び、運営が成功する可能性が高まります。本記事では、自動販売機の設置に最適なスポットを7つご紹介します。これから設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
① 駅周辺や人通りの多いエリア
自動販売機の設置場所として真っ先に挙げられるのが、駅の周辺や繁華街など人通りの多いエリアです。駅の周辺は朝晩を問わず、多くの人が行き交うため、自動販売機の利用頻度も高くなる傾向にあります。特に、通勤・通学時間帯に飲み物を購入する人が多いため、飲料自動販売機の設置には非常に効果的です。
② 車や自転車が駐車しやすい場所
自動車や自転車での移動が多い地域では、駐車しやすい場所が設置に適しています。例えば、駐車場の近くや自転車置き場の近くに自動販売機を設置することで、運転中やサイクリング中の人々が簡単に立ち寄って購入することができます。また、ドライブスルー形式の自動販売機も増えており、こうした設置方法を活用すれば、さらに利便性を高めることができます。
③ コンビニやスーパーが少ないエリア
自動販売機が他の競合施設と競争せずに利用されるためには、周囲にコンビニやスーパーが少ないエリアを選ぶのも有効です。特に、住宅地やオフィス街での設置が効果的です。住民や働く人々が、手軽に飲み物や軽食を購入できる場所として重宝されます。こういったエリアでは、24時間利用できる自動販売機の存在が生活の一部となるため、安定した売上が期待できます。
④ 学校やオフィスビルの近く
学校やオフィスビルの近くも、自動販売機を設置するのに最適なスポットです。学生や会社員は、休憩時間や帰宅前に飲み物や軽食を手軽に購入することが多く、特に昼休みや夕方の時間帯に利用者が増加します。部活帰りの学生や、仕事終わりの会社員など、毎日一定の利用が見込めるため、安定した売上を期待できます。
⑤ 公園やレジャー施設の周辺
公園やレジャー施設は、家族連れや友人同士で訪れることが多いため、飲み物やスナックを購入するニーズが高いスポットです。特に、温かい季節や週末には利用者が増えるため、繁忙期には大きな売上が見込めます。ピクニックやスポーツを楽しむ人々が手軽に購入できる場所に設置することで、訪れる人々にとっても便利な存在になります。
⑥ 繁華街や商店街の入口
繁華街や商店街の入口付近も、自動販売機を設置するのに適した場所です。人が集まりやすい場所であるだけでなく、観光客や買い物客が多く訪れるため、飲み物やお菓子などの軽い商品を購入するニーズがあります。特に、商店街の中の店舗が閉店した後も、自動販売機は稼働しているため、夜間の売上が期待できるのも魅力です。
⑦ 単身者が多い住宅街
一人暮らしが多い住宅街では、近くにスーパーやコンビニがない場合、自動販売機が便利な存在となります。学生や単身赴任の会社員など、時間がない人々にとって、自動販売機は近場で簡単に飲み物や軽食を購入できる場所として利用されることが多いです。また、深夜に利用されることも多く、売上の増加が期待できます。
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今すぐ無料相談3. 自動販売機を設置したい場合の自販機導入方法3選
自動販売機を設置したい場合の自販機導入方法は下記の3種類あります。それぞれの方法を表で比較しました。まずは下記の一覧表をご覧ください。
特徴 | メリット | デメリット | |
レンタル | 自動販売機を借りて利用 契約期間を自由に変えられる |
短期の利用が可能 金融機関の審査がなく導入しやすい |
長期的に運用すると割高になる |
リース | 自動販売機をリース会社が購入して賃貸する仕組み | 初期費用が不要 長期的に自動販売機を利用する場合はレンタルよりお得になりやすい |
中途解約ができない 金融機関の審査がある |
一括購入 | 初期費用が大きくかかる 毎月のコストがかからない |
長期的に運用するとリースよりもお得 | 高額な資金が必要 |
① 自動販売機をレンタルで設置
まずはレンタルでの自動販売機設置方法を説明します。
レンタルは、文字通り自動販売機設置業者から本体を借りて設置する方法です。月額のレンタル料を支払いながら運用する仕組みで、短期の自動販売機利用などで利用できます。
② 自動販売機をリースで設置
一方、リースはリース会社が代わりに自動販売機を購入し、月額の賃料を支払う仕組みでの設置方法です。
リースもレンタルと同様で月額料金を支払う仕組みですが、長期運用でコストを抑えられるという特徴があります。
レンタル・リースでお悩みの場合はお問い合わせフォームよりご相談ください。
② 自動販売機を購入して設置
自動販売機を一括購入して設置する方法もあります。
高額な初期費用がかかるデメリットはありますが、長期運用であればリースやレンタルよりも安く運用が可能です。ただし、本体価格が高額になるため、一般的にはレンタル・リースが主流です。
4. 自動販売機を設置する流れ
自動販売機を設置する流れを解説します。自動販売機を提供する業者によって流れが変わることもありますが、まずは一般的な方法を押さえておきましょう。
下記の流れで自動販売機を設置します。
- • 自動販売機を提供する会社の選択
- • 自動販売機設置業者、オペレーターの決定
- • 契約書の確認、締結
- • 設置までの流れの確認
- • 設置の立ち会い
- • 設置完了、販売開始
4-1. 自動販売機を提供する会社の選択
まずは自動販売機を提供する会社を調査・選択しましょう。
自動販売機を提供する会社には、下記の3種類があります。
設置業者 | メリット | デメリット |
飲料メーカー | 商品の補充や売上金の管理まで対応している | 販売手数料が高い |
専業オペレーター | 販売手数料がかかる | 初期費用が不要 長期的に自動販売機を利用する場合はレンタルよりお得になりやすい |
自動販売機販売業者 | 適切な仕入れ先を選べば、利益率が高くなる 食品など幅広い商品を販売できる |
商品補充・売上金の管理を自身で行う必要がある |
設置業者を選ぶ際は、下記の項目を重視しましょう。
- • 実績の確認
- • 担当者との相性
- • 設置前後のサポートの充実さ
多数の掲載実績があり、丁寧かつ充実した設置前後のサポートがある業者がおすすめです。担当者との相性も考慮するべきポイントですので、複数社を比較検討しましょう。
まずは上記の要素を比較して複数社をリストアップしてください。
食品やお土産など自社商品を自由に販売したい場合は、自動販売機JPなど自動販売機販売会社がおすすめです。
自動販売機JPは2,000台以上の設置実績があり、以下の通りで多種多様な製品に対応が可能です。
- • 野菜
- • トレカ
- • おもちゃ
- • マスク
- • 駐車券
- • ソース、ドレッシング
多様な商品の販売に関するノウハウと実績があります。自社の商品を自動販売したいとお考えの場合は、自動販売機JPをご検討ください。
自動販売機JPホームページの「自動販売機導入事例」をご覧いただくとイメージが湧きやすいでしょう。
4-2. 自動販売機設置業者・オペレーターの決定
自動販売機の設置業者をリストアップしたら、実際に問い合わせを行い、資料を請求しましょう。資料を比較して理想に近い設置業者・オペレーターを選択します。
特に、支払い方法がキャッシュレスに対応しているか、販売手数料がどれくらいか、などを比較して検討しましょう。キャッシュレス対応もむやみに対応していればいいというわけではなく、設置するエリアの年齢層・客層に適した決済方法を選択することが重要です。
特に販売手数料に関しては、よく確認しておきましょう。商品管理や仕入れの方法でも販売手数料は大きく異なりますし、業者ごとにも変わってくる要素です。
4-3. 契約書の確認・締結
オペレーターや業者を決定したら契約書を作成してもらい、確認します。
契約書の内容をよく確認し、問題がなければ契約の締結です。設置の日時などの確認も忘れないようにしてください。
もし、契約書と相違がある場合や納得のいかない部分がある場合は、すぐに契約せず質問・相談を納得できるまで行いましょう。
4-4. 設置までの流れの確認
契約が完了したら、自動販売機設置までの流れを確認します。設置した状態をイメージしつつ、自動販売機のラッピングデザインの打ち合わせや自動販売機内部の設置についてすり合わせます。
どういったデザインの自動販売機を設置したいか、どんな商品を販売したいかを事前に決めていただけるとスムーズに設置が可能です。
4-5. 設置の立ち合い
設置当日に、立ち合いをします。立ち合いの際に問題がないか確認をしておきましょう。
設置にかかる時間は設置する場所や状況によりますが、おおむね1時間半の作業で完了することが多いです。設置後に使用方法や使用に関する注意点などの説明の時間も必要なため、立ち合いの際は時間を十分確保してください。
4-6. 設置完了・販売開始
設置が完了したら、使用方法・注意点などの説明を業者から受けます。質問事項があればこのタイミングで確認しておきましょう。
また、設置して電源を入れると適温になるまで準備中と表示されます。多くの場合2〜3時間ほど待機する必要があり、内部が適温になれば稼働・販売が可能です。
より詳しく設置の流れや不明点をご確認したい場合は、自動販売機JPまでお問い合わせください。
5. 自動販売機を設置する際のよくある質問
最後に、自動販売機の設置に関するよくある下記8つの質問に回答します。
- • 自動販売機を設置するためにクリアするべき条件は?
- • 自動販売機を設置するために許可や届出が必要なケースは?
- • 自動販売機設置にかかる費用は?
- • 自動販売機設置によって期待できる利益率は?
- • 飲料メーカー、専業オペレーター、自動販売機販売業者の違いは?
- • 自動販売機で食べ物を販売するビジネスは可能?
- • 自動販売機を個人で設置することはできる?
- • 自動販売機を個人で設置した場合の費用は?
自動販売機の設置の際に、確認の漏れが起こりやすい事項ですので、ぜひ確認しておいてください。
5-1. Q:自動販売機を設置するためにクリアするべき条件は?
A:私有地で十分なスペースを確保し、転倒防止の対策を行えるなどの要素を満たしている場合は設置できます。
自動販売機は公道などにはみ出して設置ことはできません。また、当然ですが電源を確保できない場合も設置できないため、大まかに下記の条件を最低限に満たしておく必要があります。
- • 私有地である
- • 自動販売機を設置する十分なスペースがある
- • 転倒を防止する対策を行える
- • 設置面の角度がつきすぎていない
- • 電源を確保できる
他にも景観への配慮などが必要になるケースもあります。
さらに詳しい法律・規則に関する詳細は「自動販売機を設置できない場所とは?おすすめスポット7選も解説」のページをご確認ください。
※2023年7月時点。内容は都度変更される可能性があるため、適宜確認をお願いいたします。
5-2. Q:自動販売機を設置するために許可や届出が必要なケースは?
A:調理や温度の管理が必要な自動販売機は許可・届出が必要です。
自動販売機の種類によっては、設置に許可や届出が必要です。
許可・届出が必要なケースは、おおまかに以下3つが該当します。
- • 直接食材に触れて調理を行う場合は許可
- • 温度管理が必要な場合は届出
- • 調理の必要がなく常温で保存できる商品を販売する場合は届出は不要
ペットボトルや缶の飲料は届出が不要で、紙コップの飲料や麺を調理するうどんの自動販売機は届出・許可が必要といったイメージです。
とはいえ、扱う商品によって細かくルールが定められている上に、法律が変更になりやすいため、適宜食品衛生法を確認してください。
※2023年7月時点。内容は都度変更される可能性があるため、適宜確認をお願いいたします。
5-3. Q:自動販売機設置にかかる費用は?
A:自動販売機設置には、電気代がかかります。
自動販売機を設置してかかる費用は、月1,000円〜8,000円程度の電気代です。
電気代参考:
https://jidohanbaiki.jp/vm-type/f-10avm/
https://jidohanbaiki.jp/vm-type/f-7fvm-j/
自動販売機は本体をレンタル・リース・一括購入で設置する場合と、飲料メーカーなどに場所を提供して設置する場合があります。設置方法によって、月額費用や販売手数料などが変わってきます。
自動販売機設置業者のプランや契約次第で変動する要素が多い費用ですが、少なくとも電気代はかかることを覚えておきましょう。
5-4. Q:自動販売機設置によって期待できる利益率は?
A:フルオペレーションであれば20%程度、セミオペレーションであれば20〜70%程度が目安です。
自動販売機の利益率は、自動販売機をどう運用するかによって異なってきます。
仕入れや補充、売上回収などをまとめて行うフルオペレーションの場合は、放置できる分、20%程度の利益率です。
セミオペレーションの場合は商品の仕入れ方で利益率が大きく変わります。
- • 商品を他社から仕入れて販売する場合:利益率20~30%程度
- • 自社製造商品を販売する場合:70%程度
補充などの業務を自分で行う
セミオペレーションの場合は業務にかかる手間・労力が増え、人件費も考慮しなければならない点には注意しましょう。
5-5. Q:飲料メーカー・専業オペレーター・自動販売機販売業者の違いは?
A:それぞれ取り扱える商品と商品の仕入れや管理が異なります。
自動販売機設置業者には下記の3種類があります。
- • 飲料メーカー
- • 専業オペレーター
- • 自動販売機販売業者
具体的には下記のような違いがあります。
- • 飲料メーカー:単一メーカーの飲料のみの取り扱い
- • 専業オペレーター:複数メーカーの飲料を扱える
- • 自動販売機販売業者:自社で用意したあらゆる商品を販売できる
飲料を取り扱う場合で、ブランドの認知度を利用したい場合は飲料メーカーがおすすめです。複数メーカーの人気商品を同時に取り扱いしたい場合は専業オペレーター、あらゆる飲料に限らずさまざまな商品を販売したい場合は、自販機販売業者がおすすめといえます。
各自動販売機設置業者の詳細な違いについては「自販機設置会社の選び方6選|各業者のメリット/デメリットを解説」のページをご覧ください。
5-6. Q:自動販売機で食べ物を販売するビジネスは可能?
A:食べ物を自動販売機で販売することは可能です。
食品を自動販売機で販売することは問題はありません。ただし、条件として下記が必要です。
- • 定められた許可、届出を出す
- • 食品に対応した自動販売機を設置する
許可・届出については「自動販売機を設置できない場所とは?おすすめスポット7選も解説」のページをご確認ください。
食品に対応した自動販売機は、自動販売機の販売業者に設置を依頼することがおすすめです。中でも自動販売機JPは、幅広い選択肢から宿泊客や従業員のニーズに沿った食品の自動販売機を選択できます。
居酒屋の人気メニューを冷蔵・冷凍で自動販売したり、お菓子の店舗でクッキーやケーキを自動販売したりといった事例があります。
なお、ケーキを販売する際はホールケーキではなく、ケーキ缶での販売が一般的です。
詳細な事例は自動販売機JPホームページの「自動販売機導入事例」をご覧ください。
5-7. Q:自動販売機を個人で設置することはできる?
A:個人でも自動販売機を設置できます。
個人で自動販売機を設置することは可能です。ただし、設置条件を守り、届出・許可を出す必要があります。
設置の流れは本記事で紹介した「自動販売機を設置する流れ」の通りです。
セミオペレーションなどの自分で仕入れを行う自動販売機は、在庫を抱えるリスクや、掃除・ゴミ回収の手間・労力への対策が必要です。
5-8. Q:自動販売機を個人で設置した場合の費用は?
A:自動販売機を個人で設置した場合、月1,220円〜8,190円の電気代がかかります。
セミオペレーションの場合を例に挙げると、飲料を1日5本ほど販売できれば、電気代分の利益が出る計算になることが多いです。
ただし、フルオペレーションや自動販売機販売業者からレンタル・リースしている場合は、利益率が異なります。どれくらい販売すれば電気代や諸費用を回収できるかは変わってくるため、事前の調査や確認が必要です。
6. まとめ:高い利益率を目指す場合は自動販売機販売業者がおすすめ
自動販売機を設置したい場合は、下記3種類の業者から選択します。
設置業者 | メリット | デメリット |
飲料メーカー | 商品の補充や売上金の管理まで対応している | 販売手数料が高い |
専業オペレーター | 販売手数料がかかる | 初期費用が不要 長期的に自動販売機を利用する場合はレンタルよりお得になりやすい |
自動販売機販売業者 | 適切な仕入れ先を選べば、利益率が高くなる 食品など幅広い商品を販売できる |
商品補充・売上金の管理を自身で行う必要がある |
自動販売機を提供する業者は数多くありますが、食品など飲料以外の販売をご希望の場合は、自動販売機JPがおすすめです。
理由として、以下4点が挙げられます。
- • 導入実績が豊富
- • 扱える商品の数が豊富
- • レンタル、リースから希望する自動販売機を選択できる
- • ラッピングでオリジナルの自動販売機にできる
まずは販売運用方法や設置、見積もりを自動販売機JPへご相談ください。
さまざまな商品を自動販売することで、コスト削減を行いつつ、利益の最大化を目指しましょう。
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今すぐ無料相談記事の監修者
- 株式会社パルサー
- 自動販売機JP編集部
- 自動販売機JPは、自動販売機にてさまざまな商品を販売したいというお客様のニーズを叶えるために誕生したサービスです。
20種類以上の多種多様な業種・業態向けの自動販売機を取り扱っており、導入実績は2,000台を超えました。冷凍・冷蔵・保冷機能を搭載した機種や屋外・屋内設置対応、キャッシュレス決済対応などあらゆるニーズに対応した自動販売機をご提供しています。
- ■経歴
- 2015年 サイトを公開。リニューアルや最新情報の掲載を繰り返しながら現在に至る
- ■掲載
- 日本経済新聞
月刊サイン&ディスプレイ
オレンジページ
日本農業新聞