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【専門家監修】自動販売機を設置したい事業主のための導入方法/流れ/費用/条件を解説

自動販売機を設置したいが、どういった手順で設置するかわからないとお悩みではありませんか。

どの業者に依頼すればいいのか、そもそもどういったメリット・デメリットが自販機設置にあるのか不明な場合も多いでしょう。
そこで、本記事では自動販売機の導入方法や設置のメリット・デメリットについて解説しています。また、費用や設置に関する条件などよくある質問に関しても回答しました。

自動販売機設置のお悩みや不安を解決できる内容となっていますので、自動販売機を設置したいとお考えの場合は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

1. 自販機を設置したい?自販機導入の7つのメリット

自動販売機を設置したいとお考えでしたら、まずは自動販売機の7つのメリットをご覧ください。

自動販売機には下記7つのメリットがあります。

  • • 24時間365日販売が可能
  • • 従業員の業務を減らせる
  • • 人件費を抑えられる
  • • 非対面、非接触での運用が可能
  • • 広告として自販機の利用が可能
  • • 夜間の明かりになるため防犯効果が期待できる
  • • 災害時の飲料、食料のストックになる

自動で商品を販売する以外にもさまざまなメリットがあります。それぞれのメリットについて解説しましょう。

① 24時間365日販売が可能

自動販売機を設置すると、24時間365日商品を販売できます。自動販売機は電気代のコストのみで、常に稼働させることが可能で、時間・休日の制約がありません。

勤務時間が長くなってしまい、休憩時間がとりづらい場合でも飲料や食品を手軽に購入できます。常に利用できる社内の福利厚生としても活用が可能です。

食品や飲料はもちろん、歯ブラシやタオルなどのアメニティも自動販売機で販売ができます。24時間年中無休で稼働する新たな販売経路としてのメリットが自動販売機にはあります。

② 従業員の業務を減らせる

自動販売機を設置するメリットとして、従業員の業務軽減が可能です。製品の陳列や販売におけるレジ業務などを自動販売機で削減でき、従業員は他の業務に集中できます。

もちろん、全ての業務を自動販売機でまかなえるわけではありません。しかし、新しい販路を作る際に必要な業務を最小限にするためには自動販売機がおすすめです。

例として、旅館やホテルのお土産を自動販売機で販売することで、従業員はその他の業務に割ける時間が増えます。結果、充実したサービスを顧客に提供できるでしょう。

自動販売機は販売業務を軽減し、その他業務を効率的に進める効果も期待できます。

③ 人件費を抑えられる

自動販売機で従業員の業務を軽減できることから、人件費削減も可能です。

本来、レジ業務や陳列業務などのための人員を自動販売機の設置で、ある程度代替できます。その結果、コストを抑えられるでしょう。

人件費を抑えつつ、レジ前の混雑解消やスタッフの対応軽減などの効果も期待できる点が自動販売機設置のメリットです。コストを軽減しながら、より業務を効率化できます。

④ 非対面・非接触での運用が可能

新型コロナウイルスをはじめとした感染症の懸念がある昨今、自動販売機は非対面・非接触での運用が可能です。

自動販売機ではスタッフが直接顧客と接する頻度を下げられます。また、現金以外の電子マネー決済などの利用も可能です。結果、感染症をはじめとした衛生面のリスクを回避する効果が期待できます。

また、自動販売機で販売できる商品は下記のように多岐に渡り、売店以外でも非対面・非接触での販売が可能です。

  • • 飲料
  • • 食品
  • • アパレル
  • • お土産

⑤ 広告として自販機の利用が可能

自動販売機の販売業者によっては独自のラッピングデザインを導入できます。オリジナルのデザインを自動販売機に落とし込むことで、宣伝効果を得ることも可能です。

たとえば、ホテルのロゴやデザインを用いた自動販売機は他のメーカーのものと比較すると目を引きます。さらに、看板広告としての効果も期待でき、店舗や自社サービスの認知拡大につながるでしょう。

自動販売機を設置する場合は、宣伝広告としても活用できるオリジナルラッピングが可能かどうかも検討する要素として重要です。

自社のオリジナルラッピング自動販売機をご希望の場合は、「オリジナルデザイン自動販売機|自動販売機JP」で詳細をご覧ください。

⑥ 夜間の明かりになるため防犯効果が期待できる

自動販売機は24時間年中無休で稼働する販路としても優秀ですが、防犯としての効果も期待できます。

明かりが常にともっていることや監視カメラ付きのモデルの設置など、犯罪抑止につながる場合もあるでしょう。

夜間の明かりとして自動販売機を利用することで、利益を出しつつ防犯効果が期待できます。ただし、自動販売機の売上金を狙った犯罪には別途対策が必要です。

⑦ 災害時の飲料・食料のストックになる

自動販売機は、緊急時の飲料・食料などのストックとして活用できるというメリットも挙げられます。自然災害などで車での移動や交通機関がまひして飲料・食料の供給がなくなった場合に、自動販売機は活躍します。

一定の商品が常に入っているため、自動販売機は緊急時の飲料・食料の備蓄としても活用が可能です。

災害時のライフラインとしての効果もある自動販売機は、上記のメリットとあわせて導入を検討してください。

2. 自動販売機を設置したいときに考えるべき5つのデメリット

自動販売機を設置したいときに考えるべき5つのデメリット

一方、自動販売機の設置にはデメリットもあります。

下記5つのデメリットも考慮して、自動販売機設置を検討してください。

  • • 電気代をはじめとした費用がかかる
  • • 容器の処分やゴミ箱周りの掃除に手間がかかる
  • • 赤字になるリスクがある
  • • 掃除の手間がかかる場合がある
  • • 売れ残りの商品を処理する必要がある

自動販売機設置に関するデメリットについても理解した状態で、設置を検討することが重要です。

① 電気代をはじめとした費用がかかる

自動販売機には電気代をはじめとした費用がかかります。気候や設置する地域の電気料金のプランによりますが、自動販売機JPの費用相場としては月1,220円〜8,190円です。

電気代(日) 40円~230円
電気代(月) 1,220円~8,190円

一方、自動販売機の本体代金は以下の傾向があります。

  • • 無償提供
  • • レンタル、リースの場合は月額の少額費用負担

つまり、設置する際の経済的な負担は小さいです。

自動販売機設置では、電気代や月額のレンタル・リース代金を支払える売上があれば利益アップにつながります。

② 容器の処分やゴミ箱周りの掃除に手間がかかる

自動販売機を設置すると、容器の処分やゴミ箱周りの清掃に手間がかかります。

自動販売機は、飲料や食料の場合は必ず容器のゴミが生じるため、定期的な清掃やゴミの回収が必要です。環境が衛生的にも見栄えとしても悪くなります。

実際、繁華街の自動販売機横のゴミ箱・リサイクルボックスは空き缶などでいっぱいになっていることが多いでしょう。

ゴミの処理は定期的に行うことや、ゴミの処理・回収まで行う業者に自動販売機の設置を依頼することなどが対処法です。

また、事前にゴミの分別やリサイクルに関する張り紙などで、意識付けをすることも重要です。

③ 赤字になるリスクがある

自動販売機に限ったことではありませんが、仕入れ・販売を行う場合は赤字になるリスクがあります。

自動販売機の場合は、電気代や本体のレンタル・リース代金を支払える売上が立たない場合は赤字になってしまいます。

赤字になるリスクを防ぐには、設置前に以下3点を調査しましょう。

  • • 人口
  • • 人通り
  • • 年齢層

その上で設置エリアの客層に適した商品を販売することが重要です。
とはいえ、赤字のリスクは自動販売機に限った話ではありません。どんな販路でも赤字のリスクは付きまとうため、正しい調査と対処で利益を上げる工夫が重要です。

④ 掃除の手間がかかる場合がある

自動販売機を設置する場合は、掃除の手間がかかる場合があります。自動販売機周辺はゴミや容器が散乱しやすいため、清掃を行って周辺環境を整えることが重要です。

自動販売機はある程度放置で運用が可能ですが、利用者の減少や近隣店舗とのトラブルなどを避けるためにも定期的に清掃を行う必要があります。

⑤ 売れ残りの商品を処理する必要がある

自動販売機によっては、自分で仕入れ・販売を行うタイプもあります。仕入れを自身で行う場合は、賞味期限が短い商品に限り、売れ残った在庫を処分しなければならないというデメリットに注意しましょう。

商品の売れ残りを避けるために注意すべき点は以下の2点です。

  • • 適切な商品選定
  • • 適切な量の仕入れ

上記の赤字になるデメリットと合わせて、在庫を抱えることは特に注意するべきデメリットといえます。事前の調査と慎重な仕入れを心がけてください。

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3. 自動販売機を設置したい場合の自販機導入方法3選

自動販売機を設置したい場合の自販機導入方法3選

自動販売機を設置したい場合の自販機導入方法は下記の3種類あります。それぞれの方法を表で比較しました。まずは下記の一覧表をご覧ください。

特徴 メリット デメリット
レンタル 自動販売機を借りて利用
契約期間を自由に変えられる
短期の利用が可能
金融機関の審査がなく導入しやすい
長期的に運用すると割高になる
リース 自動販売機をリース会社が購入して賃貸する仕組み 初期費用が不要
長期的に自動販売機を利用する場合はレンタルよりお得になりやすい
中途解約ができない
金融機関の審査がある
一括購入 初期費用が大きくかかる
毎月のコストがかからない
長期的に運用するとリースよりもお得 高額な資金が必要

① 自動販売機をレンタルで設置

まずはレンタルでの自動販売機設置方法を説明します。

レンタルは、文字通り自動販売機設置業者から本体を借りて設置する方法です。月額のレンタル料を支払いながら運用する仕組みで、短期の自動販売機利用などで利用できます。

② 自動販売機をリースで設置

一方、リースはリース会社が代わりに自動販売機を購入し、月額の賃料を支払う仕組みでの設置方法です。

リースもレンタルと同様で月額料金を支払う仕組みですが、長期運用でコストを抑えられるという特徴があります。

② 自動販売機を購入して設置

自動販売機を一括購入して設置する方法もあります。

高額な初期費用がかかるデメリットはありますが、長期運用であればリースやレンタルよりも安く運用が可能です。ただし、本体価格が高額になるため、一般的にはレンタル・リースが主流です。

4. 自動販売機を設置する流れ

自動販売機を設置する流れ

自動販売機を設置する流れを解説します。自動販売機を提供する業者によって流れが変わることもありますが、まずは一般的な方法を押さえておきましょう。

下記の流れで自動販売機を設置します。

  • • 自動販売機を提供する会社の選択
  • • 自動販売機設置業者、オペレーターの決定
  • • 契約書の確認、締結
  • • 設置までの流れの確認
  • • 設置の立ち会い
  • • 設置完了、販売開始

4-1. 自動販売機を提供する会社の選択

まずは自動販売機を提供する会社を調査・選択しましょう。

自動販売機を提供する会社には、下記の3種類があります。

設置業者 メリット デメリット
飲料メーカー 商品の補充や売上金の管理まで対応している 販売手数料が高い
専業オペレーター 販売手数料がかかる 初期費用が不要
長期的に自動販売機を利用する場合はレンタルよりお得になりやすい
自動販売機販売業者 適切な仕入れ先を選べば、利益率が高くなる
食品など幅広い商品を販売できる
商品補充・売上金の管理を自身で行う必要がある

設置業者を選ぶ際は、下記の項目を重視しましょう。

  • • 実績の確認
  • • 担当者との相性
  • • 設置前後のサポートの充実さ

多数の掲載実績があり、丁寧かつ充実した設置前後のサポートがある業者がおすすめです。担当者との相性も考慮するべきポイントですので、複数社を比較検討しましょう。

まずは上記の要素を比較して複数社をリストアップしてください。

自動販売機JPは500台以上の設置実績があり、以下の通りで多種多様な製品に対応が可能です。

  • • 野菜
  • • トレカ
  • • おもちゃ
  • • マスク
  • • 駐車券
  • • ソース、ドレッシング

多様な商品の販売に関するノウハウと実績があります。自社の商品を自動販売したいとお考えの場合は、自動販売機JPをご検討ください。

4-2. 自動販売機設置業者・オペレーターの決定

自動販売機の設置業者をリストアップしたら、実際に問い合わせを行い、資料を請求しましょう。資料を比較して理想に近い設置業者・オペレーターを選択します。

特に、支払い方法がキャッシュレスに対応しているか、販売手数料がどれくらいか、などを比較して検討しましょう。キャッシュレス対応もむやみに対応していればいいというわけではなく、設置するエリアの年齢層・客層に適した決済方法を選択することが重要です。

特に販売手数料に関しては、よく確認しておきましょう。商品管理や仕入れの方法でも販売手数料は大きく異なりますし、業者ごとにも変わってくる要素です。

4-3. 契約書の確認・締結

オペレーターや業者を決定したら契約書を作成してもらい、確認します。

契約書の内容をよく確認し、問題がなければ契約の締結です。設置の日時などの確認も忘れないようにしてください。

もし、契約書と相違がある場合や納得のいかない部分がある場合は、すぐに契約せず質問・相談を納得できるまで行いましょう。

4-4. 設置までの流れの確認

契約が完了したら、自動販売機設置までの流れを確認します。設置した状態をイメージしつつ、自動販売機のラッピングデザインの打ち合わせや自動販売機内部の設置についてすり合わせます。

どういったデザインの自動販売機を設置したいか、どんな商品を販売したいかを事前に決めていただけるとスムーズに設置が可能です。

4-5. 設置の立ち合い

設置当日に、立ち合いをします。立ち合いの際に問題がないか確認をしておきましょう。

設置にかかる時間は設置する場所や状況によりますが、おおむね1時間半の作業で完了することが多いです。設置後に使用方法や使用に関する注意点などの説明の時間も必要なため、立ち合いの際は時間を十分確保してください。

4-6. 設置完了・販売開始

設置が完了したら、使用方法・注意点などの説明を業者から受けます。質問事項があればこのタイミングで確認しておきましょう。

また、設置して電源を入れると適温になるまで準備中と表示されます。多くの場合2〜3時間ほど待機する必要があり、内部が適温になれば稼働・販売が可能です。

5. 自動販売機を設置する際のよくある質問

自動販売機を設置する際のよくある質問

最後に、自動販売機の設置に関するよくある下記8つの質問に回答します。

  • • 自動販売機を設置するためにクリアするべき条件は?
  • • 自動販売機を設置するために許可や届出が必要なケースは?
  • • 自動販売機設置にかかる費用は?
  • • 自動販売機設置によって期待できる利益率は?
  • • 飲料メーカー、専業オペレーター、自動販売機販売業者の違いは?
  • • 自動販売機で食べ物を販売するビジネスは可能?
  • • 自動販売機を個人で設置することはできる?
  • • 自動販売機を個人で設置した場合の費用は?

自動販売機の設置の際に、確認の漏れが起こりやすい事項ですので、ぜひ確認しておいてください。

5-1. Q:自動販売機を設置するためにクリアするべき条件は?

A:私有地で十分なスペースを確保し、転倒防止の対策を行えるなどの要素を満たしている場合は設置できます。

自動販売機は公道などにはみ出して設置ことはできません。また、当然ですが電源を確保できない場合も設置できないため、大まかに下記の条件を最低限に満たしておく必要があります。

  • • 私有地である
  • • 自動販売機を設置する十分なスペースがある
  • • 転倒を防止する対策を行える
  • • 設置面の角度がつきすぎていない
  • • 電源を確保できる

他にも景観への配慮などが必要になるケースもあります。

参考:道路交通法|e-Gov法令検索

※2023年7月時点。内容は都度変更される可能性があるため、適宜確認をお願いいたします。

5-2. Q:自動販売機を設置するために許可や届出が必要なケースは?

A:調理や温度の管理が必要な自動販売機は許可・届出が必要です。

自動販売機の種類によっては、設置に許可や届出が必要です。

許可・届出が必要なケースは、おおまかに以下3つが該当します。

  • • 直接食材に触れて調理を行う場合は許可
  • • 温度管理が必要な場合は届出
  • • 調理の必要がなく常温で保存できる商品を販売する場合は届出は不要

ペットボトルや缶の飲料は届出が不要で、紙コップの飲料や麺を調理するうどんの自動販売機は届出・許可が必要といったイメージです。

とはいえ、扱う商品によって細かくルールが定められている上に、法律が変更になりやすいため、適宜食品衛生法を確認してください。

参考:食品衛生法|e-Gov法令検索

※2023年7月時点。内容は都度変更される可能性があるため、適宜確認をお願いいたします。

5-3. Q:自動販売機設置にかかる費用は?

A:自動販売機設置には、電気代がかかります。

自動販売機を設置してかかる費用は、月1,000円〜8,000円程度の電気代です。

電気代参考:

自動販売機は本体をレンタル・リース・一括購入で設置する場合と、飲料メーカーなどに場所を提供して設置する場合があります。設置方法によって、月額費用や販売手数料などが変わってきます。

自動販売機設置業者のプランや契約次第で変動する要素が多い費用ですが、少なくとも電気代はかかることを覚えておきましょう。

5-4. Q:自動販売機設置によって期待できる利益率は?

A:フルオペレーションであれば20%程度、セミオペレーションであれば20〜70%程度が目安です。

自動販売機の利益率は、自動販売機をどう運用するかによって異なってきます。

仕入れや補充、売上回収などをまとめて行うフルオペレーションの場合は、放置できる分、20%程度の利益率です。

セミオペレーションの場合は商品の仕入れ方で利益率が大きく変わります。

  • • 商品を他社から仕入れて販売する場合:利益率20~30%程度
  • • 自社製造商品を販売する場合:70%程度

補充などの業務を自分で行う

セミオペレーションの場合は業務にかかる手間・労力が増え、人件費も考慮しなければならない点には注意しましょう。

5-5. Q:飲料メーカー・専業オペレーター・自動販売機販売業者の違いは?

A:それぞれ取り扱える商品と商品の仕入れや管理が異なります。

自動販売機設置業者には下記の3種類があります。

  • • 飲料メーカー
  • • 専業オペレーター
  • • 自動販売機販売業者

具体的には下記のような違いがあります。

  • • 飲料メーカー:単一メーカーの飲料のみの取り扱い
  • • 専業オペレーター:複数メーカーの飲料を扱える
  • • 自動販売機販売業者:自社で用意したあらゆる商品を販売できる

飲料を取り扱う場合で、ブランドの認知度を利用したい場合は飲料メーカーがおすすめです。複数メーカーの人気商品を同時に取り扱いしたい場合は専業オペレーター、あらゆる飲料に限らずさまざまな商品を販売したい場合は、自販機販売業者がおすすめといえます。

各自動販売機設置業者の詳細な違いについては「自販機設置会社の選び方6選|各業者のメリット/デメリットを解説」のページをご覧ください。

5-6. Q:自動販売機で食べ物を販売するビジネスは可能?

A:食べ物を自動販売機で販売することは可能です。

食品を自動販売機で販売することは問題はありません。ただし、条件として下記が必要です。

  • • 定められた許可、届出を出す
  • • 食品に対応した自動販売機を設置する

許可・届出については「自動販売機を設置できない場所とは?おすすめスポット7選も解説」のページをご確認ください。

居酒屋の人気メニューを冷蔵・冷凍で自動販売したり、お菓子の店舗でクッキーやケーキを自動販売したりといった事例があります。

なお、ケーキを販売する際はホールケーキではなく、ケーキ缶での販売が一般的です。

5-7. Q:自動販売機を個人で設置することはできる?

A:個人でも自動販売機を設置できます。

個人で自動販売機を設置することは可能です。ただし、設置条件を守り、届出・許可を出す必要があります。

設置の流れは本記事で紹介した「自動販売機を設置する流れ」の通りです。

セミオペレーションなどの自分で仕入れを行う自動販売機は、在庫を抱えるリスクや、掃除・ゴミ回収の手間・労力への対策が必要です。

5-8. Q:自動販売機を個人で設置した場合の費用は?

A:自動販売機を個人で設置した場合、月1,220円〜8,190円の電気代がかかります。

セミオペレーションの場合を例に挙げると、飲料を1日5本ほど販売できれば、電気代分の利益が出る計算になることが多いです。

ただし、フルオペレーションや自動販売機販売業者からレンタル・リースしている場合は、利益率が異なります。どれくらい販売すれば電気代や諸費用を回収できるかは変わってくるため、事前の調査や確認が必要です。

6. まとめ:高い利益率を目指す場合は自動販売機販売業者がおすすめ

自動販売機を設置したい場合は、下記3種類の業者から選択します。

設置業者 メリット デメリット
飲料メーカー 商品の補充や売上金の管理まで対応している 販売手数料が高い
専業オペレーター 販売手数料がかかる 初期費用が不要
長期的に自動販売機を利用する場合はレンタルよりお得になりやすい
自動販売機販売業者 適切な仕入れ先を選べば、利益率が高くなる
食品など幅広い商品を販売できる
商品補充・売上金の管理を自身で行う必要がある

理由として、以下4点が挙げられます。

  • • 導入実績が豊富
  • • 扱える商品の数が豊富
  • • レンタル、リースから希望する自動販売機を選択できる
  • • ラッピングでオリジナルの自動販売機にできる

さまざまな商品を自動販売することで、コスト削減を行いつつ、利益の最大化を目指しましょう。

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記事の監修者

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20種類以上の多種多様な業種・業態向けの自動販売機を取り扱っており、導入実績は500台を超えました。冷凍・冷蔵・保冷機能を搭載した機種や屋外・屋内設置対応、キャッシュレス決済対応などあらゆるニーズに対応した自動販売機をご提供しています。
■経歴
2015年 サイトを公開。リニューアルや最新情報の掲載を繰り返しながら現在に至る
■掲載
日本経済新聞
月刊サイン&ディスプレイ
オレンジページ
日本農業新聞