老舗豆腐店が挑む新たな販売スタイル
東京都心から電車で約40分、落ち着いた街並みの東京都稲城市にある豆腐店「とうふ処利兵衛庵」。80年以上の歴史を持ち、多摩地区の学校給食にも豆腐を提供する老舗が、自動販売機を導入して新しいスタイルの販売を始めました。
「もともと対面販売で営業していましたが、営業時間が限られていることに課題を感じていました」と話すのは3代目の須黒社長。同店では、豆腐や油揚げ、さらには冷凍惣菜までを無人の自動販売機で24時間販売しています。
自動販売機導入のきっかけ
自動販売機を導入することになった経緯を教えてください。
「以前は、店頭で冷蔵ケースを使いながら対面で販売していました。しかし、豆腐は日持ちが短く、営業時間内に十分な販売ができないと感じていたんです。ちょうどその時に、他の豆腐店が自動販売機を導入している記事を見つけました。そこで調べていくうちにパルサーさんのページに行きつき、問い合わせをしました。」
自動販売機のメリットと工夫
自動販売機を導入して感じたメリットは?
「一番のメリットは、24時間いつでもお客様が好きなタイミングで商品を買えることです。電源を差しておくだけで売上が出るというのは驚きでした。また、自分で値付けができる自由度の高さも魅力ですね。」
「さらに、自動販売機ではお客様が他人の目を気にせず、好きな商品だけを選べるという点も良いです。特に豆腐屋だと、買う側が『何か買わなきゃいけない』というプレッシャーを感じがちですが、自販機ではそのような心配がありません。」
課題となる点や工夫していることはありますか?
「接客ができない点はデメリットです。ですから、商品の陳列やキャッチコピー、説明文を工夫して、ショーケースとしての役割を持たせています。これが重要だと感じています。」
人気No.1商品「まめたま豆腐」の魅力
利兵衛庵で人気No.1の商品は、「まめたま豆腐」。
「他にはない濃厚な甘みが特徴で、今や当店の看板商品です」と須黒社長。商品開発にも力を入れており、多彩なラインアップが並ぶ自動販売機では、お客様が商品選びを楽しめる仕掛けが随所に見られます。
地域との連携で広がる可能性
「調布市のお米のシライさんと提携しています。お米のシライさんのご飯に合う惣菜を当店の自販機で販売し、逆に利兵衛庵の豆腐をお米のシライさんで扱っていただくという形です。地域内でお互いの商品を補完し合うことで、より多くの方に楽しんでいただけるようになりました。」
今後の展望
「稲城市は梨が特産品など、地域の名産物がたくさんあります。豆腐だけでなく、地域の物産も一緒に扱えれば、お店としてもっと魅力的になると思います。地方の新幹線駅などで見かける名物販売のような形に挑戦してみたいですね。」
利兵衛庵が提案する未来の無人販売
伝統を守りながら新しい取り組みに挑戦し続ける「とうふ処利兵衛庵」様。その活動は、地域の活性化と豆腐文化の普及にも貢献しています。無人販売の可能性を広げる利兵衛庵の事例は、同業者や他の業界にとっても参考になるでしょう。
気になる方はぜひ自動販売機JPへお問い合わせください。