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【事例付】コンビニ自販機とは?設置のメリットや種類・販売可能商品を紹介

近年、自販機需要の高まりとともに「コンビニ自販機」が注目されています。

自社に自販機の設置を考えている方の中には、「コンビニ自販機にはどのようなメリットがある?」「無人コンビニと何が違うの?」「複数台設置に不安がある」と、疑問がある方も多いでしょう。

そこで、コンビニ自販機の概要や無人コンビニとの違い、複数台設置するメリットを解説します。

また、設置前に押さえておきたい注意点も解説しますので、コンビニ自販機の適切な設置方法を理解できるでしょう。

コンビニ自販機を社員への福利厚生として検討中している方や興味がある方は、最後までご覧ください。

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目次

1. コンビニ自販機とは?飲食物に限らず販売可能な自販機

コンビニ自販機とは、飲食物に限らずさまざまな商品を販売する自販機のことです。

本章では、コンビニ自販機について理解を深めるために、下記の内容を解説します。

  • • コンビニ自販機で販売できる商品
  • • コンビニ自販機におすすめの自動販売機の種類

近年コンビニ自販機の多様化が進んでおり、お弁当の販売もできるタイプや大容量タイプなど、さまざまな自販機が提供されています。

コンビニ自販機を探している方は、それぞれ確認しておきましょう。

1.1 コンビニ自販機で販売できる商品

一般的なコンビニ自販機では、下記のような商品を取り扱えます。

  • • お茶
  • • おにぎり
  • • サンドイッチ
  • • お弁当やお惣菜
  • • お菓子類
  • • インスタント食品
  • • マスク
  • • カイロ
  • • ティッシュ

ただしコンビニ自販機の種類によっては、お弁当やお惣菜を取り扱えない場合があるため注意しましょう。

1.2 コンビニ自販機におすすめの自動販売機の種類

型式・自販機名 特徴
• 食品対応自販機
• 保冷機能搭載
• おにぎりやバーガーを販売できる
• 飲料/食品/物販併用自販機
• 冷蔵/保冷機能搭載
• 最大60品目を販売できる大容量タイプ
• 飲食/食品/雑貨併用自販機
• 冷蔵/常温機能搭載(冷凍オプションあり)
• オプション設定で電子マネーやQR決済に対応
組み換えが自由にできる3種類のラックで、大きさや形状がさまざまな商品に対応ができる

表は横にスクロールできます。

2. 無人コンビニとコンビニ自販機の違い

無人コンビニとコンビニ自販機の違いは、下記のとおりです。

  • • 無人コンビニ:レジ対応は行わないが店舗スペースが必要
  • • コンビニ自販機:店舗を構えるスペースがない場合でも導入可能

無人コンビニとコンビニ自販機は、必要なスペースが異なります。

無人コンビニでは一般的なコンビニのように広いスペースを必要とする一方で、コンビニ自販機では自販機を置くスペースがあれば設置が可能です。

また、自販機を複数台導入することで多種多様な商品を取り扱うことができるのでコンビニのような運用も可能です。

次に、無人コンビニとコンビニ自販機を比較しながら、それぞれの特徴を具体的に解説していきます。

2.1 無人コンビニ:レジ対応は行わないが店舗スペースが必要

無人コンビニとは、スタッフ不在で運営するコンビニのことです。

無人コンビニでは、お客さんが買い物かごに入れた商品を専用のレジカウンターに持っていくと、機械が商品の内容を認識して決済処理まで行います。

商品の認識から決済処理までは、AIの画像認識システムや自動精算システムを活用するため、レジ対応の必要がありません。

ただし、無人コンビニでは運営スタッフは必要ありませんが、店舗そのものは必要です。商品を陳列する棚や自動レジカウンターを置くために、広いスペースを要します。

2.2 コンビニ自販機:店舗を構えるスペースがない場合でも導入可能

コンビニ自販機とは、コンビニのように飲料や食品、雑貨などさまざまな商品を扱える自販機のことです。

無人で稼働できる点は無人コンビニと同じです。無人コンビニとの大きな違いは、店舗を構える必要がなく、省スペースで運用できる点にあります。

コンビニ自販機は省スペースで運用できるため、オフィスや休憩所への設置に向いています。

補充の際にドアを開閉するために、自販機の外寸に加えて10cm以上のスペースが必要ですが、それでも無人コンビニと比べると狭いスペースで導入が可能です。

さらに複数台導入することで飲料や食品、アメニティなど様々なものを販売できます。

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3. コンビニ自販機設置のメリット9選

コンビニ自販機設置のメリット9選

コンビニ自販機をオフィス内に設置するメリットは、下記のとおりです。

  • • 会社/事業所の福利厚生になる
  • • 小さなスペースで設置が可能
  • • 待ち時間が不要
  • • コストが抑えられる
  • • 非接触・非対面での販売が可能
  • • 人手不足を回避できる
  • • 社員の満足度が高まる
  • • 緊急時の食糧備蓄として活用できる

社員への福利厚生としてコンビニ自販機を活用すれば、社員の満足度向上につながるでしょう。上記で記述したメリットも自販機を複数台導入することでさらなるメリットにつながります。

コンビニ自販機のメリットについて具体的に解説していきます。

3.1 ①会社/事業所の福利厚生になる

さまざまな商品を販売する自販機を会社に設置することで、社員がいつでも食品や日用品を購入できる福利厚生として活用できるメリットがあります。

社員が近くのコンビニや飲食店に行く時間を減らせるのも、喜ばれるポイントです。

そのため現金管理の必要がなく、社員も現金を使わなくて済むメリットがあります。

3.2 ②24時間365日稼働可能

コンビニ自販機は24時間365日稼働できるため、社員が飲み物や食べ物がほしいタイミングで手に入ります。

そのため早朝・深夜シフトや急な残業時、ふと小腹が空いたときに、わざわざオフィスの外まで買いに行かなくて済みます。

また、年末年始やお盆で近くの飲食店やドラッグストアが空いていないときでも、コンビニ自販機があれば食べ物も日用品も確保できます。

時間やお店の休業日を気にせず、飲食物や日用品を購入できるのはコンビニ自販機を設置する大きなメリットです。

3.3 ③小さなスペースで設置が可能

コンビニ自販機は、小さなスペースがあれば導入できますが、無人コンビニを導入しようとすると、大きなスペースを確保したり、改修工事をしたりしなければならない場合もあります。

省スペースで設置が可能なコンビニ自販機は、既存のオフィスレイアウトに手を加えなくても導入できる場合があります。

3.4 ④待ち時間が不要

コンビニ自販機では他の人のレジを待ったり、店内に入る列に並んだりする必要がありません。

そのためコンビニや飲食店と比べると待ち時間が短く、すぐに商品を購入できます。

買い物や会計の時間を短くできるので、社員が時間を効率的に使えるようになります。

オフィスの周りに飲食店が少なく、「店に入るまでの待ち時間が長くて昼休みが短くなってしまう。」といった不満を持っている社員が多い場合には、コンビニ自販機を設置すると喜ばれるでしょう。

3.5 ⑤コストが抑えられる

コンビニ自販機は、無人コンビニを導入する場合に比べてコストを抑えて導入できます。

無人コンビニを導入するためには、オフィス内に店舗用のスペースを確保する必要があり、改修費用や建設費用も必要です。

コンビニ自販機の場合は、自販機販売業者が提供する自販機を置くだけで導入できるため、それらのコストがかかりません。

3.6 ⑥非接触・非対面での販売が可能

コンビニ自販機では、非対面・非接触で飲食物や日用品を販売できるメリットがあります。

感染症拡大時において、人との接触をなるべく避ける必要がある場合に、コンビニ自販機を設置すれば対策が可能です。

感染対策を強化したい場合には、コンビニ自販機を一つの手段として検討すると良いでしょう。

3.7 ⑦人手不足を回避できる

コンビニ自販機を運用する場合、レジ打ちや商品の陳列を行う販売スタッフは必要ありません。

そのため、コンビニ自販機の設置により、スタッフの人手不足を回避できるメリットがあります。

ただし、コンビニ自販機でも商品の補充や管理には人手が必要です。完全に人手が不要になるわけではありませんので、ご注意ください。

売店の販売スタッフの確保に困っている場合には、コンビニ自販機を設置すると良いでしょう。

3.8 ⑧社員の満足度が高まる

社内・オフィス内にコンビニ自販機があることで、社員が快適に過ごせるようになります。待ち時間や移動の手間がなく、食べ物や飲み物がいつでも手に入るようになるからです。

さらに、様々な商品を社員が購入できるよう自販機を複数台導入すればさらなる満足度向上に寄与します。

コンビニ自販機を通じて「居心地がいい」「利便性が高い」会社だと思ってもらえれば、社員の満足度が高くなることが期待できます。

社員の満足度が向上すれば、生産性や顧客サービスに対してもプラスに働きます。

社員が満足できるようなオフィス環境を整える第一歩として、コンビニ自販機の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

3.9 ⑨緊急時の食糧備蓄として活用できる

災害をはじめとした緊急時の食糧備蓄としても、コンビニ自販機は活用が可能です。

業務中に災害や非常事態が生じた場合に、社員を守るための備蓄として役立ちます。

普段は福利厚生として運用し、緊急時には飲食物ストックとして利用するといったように、状況に合わせて柔軟に活用できます。

そのため、スペースに余裕がある場合には、設置しておくと安心です。

4. コンビニ自販機を設置する際に知っておくべき3つの注意点

コンビニ自販機を設置する際に知っておくべき3つの注意点

コンビニ自販機を設置する際に知っておくべき注意点は、下記の3つです。

  • • セキュリティ面で注意が必要
  • • 社員の食事が偏る場合がある
  • • オフィスの景観を損なう場合がある

コンビニ自販機を導入する場合、オフィスの景観やセキュリティなどの安全面に考慮する必要があります。また、利用する社員の健康にも注意が必要です。

その理由と、解決する方法を紹介しますので、設置前にチェックしておきましょう。

4.1 ①セキュリティ面で注意が必要

オフィス内に自販機を設置する場合、設置業者や商品の補充を行う業者が出入りすることになります。

そのためオフィス内のセキュリティ面で注意が必要です。

オフィスのセキュリティを強化するために、機密情報の漏えいや不審者の侵入を防ぐための対策を検討すると良いでしょう。

例えば、社員のパソコンがある部屋から離れた場所に自販機を設置したり、入り口はセキュリティカードをかざさないと入退出ができないようにしたりなど、自販機設置に伴い自社のセキュリティ体制を見直しておくと安心です。

現状設置済み自販機で既に補充を担当している業者がいる場合は、そちらに頼むのも選択肢の一つです。

4.2 ②社員の食事が偏る場合がある

コンビニ自販機は便利である一方で、社員の食事が偏る可能性があります。

多くのコンビニ自販機では、おにぎりや菓子パン、栄養補助食品といった簡易的に食事がとれる商品を取り扱います。

コンビニ自販機を愛用する社員の中には、不健康な食生活になってしまい、体調を崩してしまう方も出てくるかもしれません。

そのためコンビニ自販機の設置に伴い、社員への偏った食事への注意喚起を行う必要があります。

コンビニ自販機中心の社員でも、食事のバランスが偏りにくくなるでしょう。

コンビニ自販機を選ぶ際には、社員が健康的な食事をとれる商品を取り扱えるかどうかも注目すると良いでしょう。

4.3 ③オフィスの景観を損なう場合がある

おしゃれなオフィスでは、自販機の白一色の見た目がマッチしない場合があります。

長い時間過ごすオフィスに統一感がないと、不快感がたまっていく社員もいるでしょう。

例えば、例えば、本記事の事例にて紹介しているテイルウィンドシステム様では自販機3台(複数台)を連結し、3台で一つのデザインになる設計をしています。そうすることで複数台でも違和感なくオフィスの景観にマッチすることができます。

5. コンビニ自販機の設置事例3選

コンビニ自販機の設置事例について、下記の3つを紹介します。

  • • 青森プライウッド株式会社様にコンビニ自販機設置
  • • テイルウィンドシステム様にコンビニ自販機3台設置
  • • 株式会社オリエント様に社員証カード決済対応冷凍自動販売機設置

各事例で、導入したコンビニ自販機の種類や特徴、オリジナルデザインについて解説します。

コンビニ自販機の活用方法やデザインの内容を知りたい方は、それぞれチェックしておきましょう。

5.1. 青森プライウッド株式会社様にコンビニ自販機設置

青森プライウッド株式会社様にコンビニ自販機設置

オリジナルラッピングデザインをあえて行わずに、自作のPOPやシールなどで装飾が可能にしています。

販売する商品を変えるごとに、POPで人気商品をアピールできるメリットがあります。

ただし、自動販売機JPのリース・レンタルの場合は返却時の現場復帰が原則ですので、穴あけ以外の装飾は可能ですが装飾をする際には十分注意してください。

5.2. テイルウィンドシステム様に自動販売機複数台設置

テイルウィンドシステム様にコンビニ自販機3台設置

カップ麺や栄養補助食品など豊富な種類の商品を取り扱い、オフィスコンビニとして運用しています。

また、支払いのシステムは、社内開発のポイントアプリと連携させて、ためたポイントを自販機で使える仕組みを採用しました。

自販機のデザインは3台が連結して見えるオリジナルデザインに変更し、遠目でも存在感を感じられるように工夫されています。

5.3. 株式会社オリエント様に社員証カード決済対応冷凍自動販売機設置

株式会社オリエント様に社員証カード決済対応冷凍自動販売機設置

導入した冷凍自販機では、ICカード付きのタイムカードで商品のキャッシュレス購入が可能な機種です。

キャッシュレス対応の冷凍自販機では、利用する際にお財布を出す必要がなく利便性に優れているため、オフィス用として人気があります。

6. コンビニ自販機の設置に関するよくある質問

コンビニ自販機の設置に関するよくある質問

コンビニ自販機の設置に関するよくある質問と回答をまとめました。

  • • コンビニ自販機設置の方法は?
  • • コンビニ自販機設置にかかる費用は?

どちらもコンビニ自販機を初めて設置する場合には、押さえておきたい情報です。

コンビニ自販機の導入を検討している方は、それぞれチェックしておきましょう。

6.1.  コンビニ自販機設置の方法は?

A:コンビニ自販機は、「レンタル・リース・一括購入」で設置が可能です。

購入方法 特徴
• 販売先が保有する自販機を借りて利用する仕組み
• 長期運用では割高
• 自販機をリース会社が購入して利用者に貸す仕組み
• 長期運用ではレンタルより比較的安く済む
一括購入 • 販売会社から自販機を購入する
• 初期費用が高額
• 長期運用ではリースよりもお得

表は横にスクロールできます。

初期費用の負担や長期運用を考慮すると、リースでの設置が最もおすすめです。

6.2. コンビニ自販機設置にかかる費用は?

A:新品の冷凍自販機を設置する場合には「1台あたり200万円程度」です。リースで購入することで、初期費用を抑えられます。

コンビニ自販機はレンタルも可能ですが、初期費用に数十万円かかります。そのため初期費用をできるだけ抑えたい場合にはリースがおすすめです。

7. まとめ:コンビニ自販機は省スペースで設置できて会社の福利厚生になる

コンビニ自販機には、下記のようなメリットがあります。

  • • 会社/事業所の福利厚生になる
  • • 24時間365日稼働可能
  • • 小さなスペースで設置が可能
  • • 待ち時間が不要
  • • コストが抑えられる
  • • 非接触・非対面での販売が可能
  • • 人手不足を回避できる
  • • 社員の満足度が高まる
  • • 緊急時の食糧備蓄として活用できる

また、コンビニ自販機は複数台導入することで飲料や飲食、雑貨などさまざまな商品を販売できます。

また、自販機のオリジナルラッピングが可能なため、社員に親しまれるデザインの採用が可能です。

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• 全国対応、多数の導入実績があるので安心して導入できます。
• ラッピング実績も豊富でプロのデザイナーがデザイン。

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記事の監修者

自動販売機JP
自動販売機JPは、自動販売機にてさまざまな商品を販売したいというお客様のニーズを叶えるために誕生したサービスです。
20種類以上の多種多様な業種・業態向けの自動販売機を取り扱っており、導入実績は2,000台を超えました。冷凍・冷蔵・保冷機能を搭載した機種や屋外・屋内設置対応、キャッシュレス決済対応などあらゆるニーズに対応した自動販売機をご提供しています。
■経歴
2015年 サイトを公開。リニューアルや最新情報の掲載を繰り返しながら現在に至る
■掲載
日本経済新聞
月刊サイン&ディスプレイ
オレンジページ
日本農業新聞