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10/8の河北新報に弊社(株式会社パルサー)と武田の笹かまぼこ様の取組みが紹介されました。

10/8の河北新報に弊社(株式会社パルサー)と武田の笹かまぼこ様の取組みが紹介されました。

<せんだい進行形>笹かま販売に新様式 コロナで苦戦 ピンチをチャンスに 新型コロナウイルスの感染拡大で観光客の入り込みが激減し、土産品の売り上げが軒並み落ち込む中、仙台圏の笹かまぼこ製造・販売会社が新たな取り組みを始めている。生き残りに向けて対面以外の販売機会の確保や新たな顧客の掘り起こしに挑む2社の動きを追った。 (塩釜支局・高橋公彦、多賀城支局・石川遥一朗)  武田の笹かまぼこ(塩釜市)は8月上旬、宮城県松島町の観光桟橋近くにある休憩所に全国初となる笹かま専用の自動販売機を設置し、販売を始めた。自販機の販売やメンテナンス事業を営むパルサー(仙台市)と共同で開発した。  2段のディスプレーに8種類の見本が並び、価格は320~1000円。宮城名物の牛タンやだだちゃ豆が入った笹かま(各2枚入り)のほか、ミニサイズ5枚入り、大小10枚以上の詰め合わせを用意した。  QRコードも掲示し、スマートフォンなどで読み取ると自社の電子商取引(EC)サイトにつながる。気に入った商品をその場で買える仕組みで、冷蔵で持ち帰る手間が省ける。  武田武士社長(43)は「コロナの影響で対面販売の機会が激減した。2枚入りにしていろいろな商品を食べられるようにし、ネットを通じた拡販にもつなげたい」と狙いを説明する。  武田の笹かまぼこは土産用が主力で、コロナ禍の前は多くの観光バスが本店に立ち寄った。感染拡大後は本店に加え、高速道路や道の駅、JR仙台駅の売店が軒並み低迷し、売り上げは9割以上減ったという。  専用自販機の設置は食品ロス解消とPR効果を考え、パルサーの阿部章社長(41)が提案した。パルサーが飲料用に使われていた中古自販機を仕入れて改造し、多様な形態を扱えるようにした。  両社は松島での販売を本年度末までの試験的な取り組みと位置付け、売り上げなどを踏まえて仙台市をはじめとする県内の駅や空港、コンビニエンスストアへの展開を検討する。  武田社長は「コロナは収束が見通せず、従来の販売手法では経営が立ちゆかない。会社の存続のために販売チャンネルを増やし、対面以外の機会を確立する」と前を向く。  阿部社長は「自販機を試食による広告媒体と考え、ネットなどでの購入につなげていく。物販の無人化やセルフ化は人手不足などで進んでいたが、コロナでさらに非対面販売に拍車が掛かる。当社のビジネスチャンスだ」と意気込む。

引用元:<せんだい進行形>笹かま販売に新様式 コロナで苦戦 ピンチをチャンスに