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自販機の新紙幣対応どこに頼む?対応手順や費用について解説

自販機は、便利で手軽に商品を提供できる利便性から、多くの企業や店舗で導入されています。しかし、2024年7月の新紙幣導入に伴い、新紙幣に対応した自販機への入れ替え対応が必要となる場合があります。本記事では、自販機の新紙幣対応の手順や費用、他社製品の対応状況、そして具体的な導入事例について詳しく解説します。

さらに、古い自販機の入れ替えを検討している方へのアドバイスもおこないます。お持ちの自販機が新紙幣に対応しておらず、入れ替えを検討している方は、ぜひ自動販売機JPにお問い合わせください。最新の技術を取り入れた自販機の提供も可能です。

この記事でわかること
✔ 自動販売機の新紙幣対応手順と費用
✔ 他社製品の新紙幣対応状況と問い合わせ方法の紹介
✔ 実際の導入事例を通じた具体的な対応方法と効果

1. 自販機が新紙幣に対応するための手順

1-1. 新紙幣対応の必要性とその背景

2024年7月、新しい日本紙幣が発行されました。この新紙幣の導入には、主に以下の2つの目的があります。

1.偽造防止技術の強化
新紙幣には、偽造防止のために最新の技術が採用されています。例えば、すき入れやホログラムの導入により、偽造が難しくなっています​。
2.ユニバーサルデザインの向上
新紙幣は、視覚障害者や高齢者に配慮したデザインになっています。例えば、触覚で金額を判別できる工夫や、色のコントラストを高めたデザインが施されています。

これらの新紙幣の導入は、消費者にとって安心・安全な取引を提供するだけでなく、経済全体の信頼性向上にも寄与します。しかし、新紙幣の導入に伴い、自販機などの現金取扱機器の対応が求められています。

1-2. 自販機の新紙幣対応手順と費用

新紙幣に対応するためには、自販機のソフトウェアやハードウェアのアップデートが必要です。以下に、その手順と費用について説明します。

1.現状確認
まず、自販機のモデルや製造年を確認し、新紙幣に対応しているかどうかをチェックします。
メーカーや販売業者に問い合わせ、アップデートの必要性を確認します。
2.ソフトウェアのアップデート
ソフトウェアのアップデートが可能な場合は、対応する新しいプログラムをダウンロードし、インストールします。※
※弊社ではソフトウェアのアップデートはおこなっておりません。
これにより、新紙幣を正確に識別する機能が追加されます。
3.ハードウェアの交換
古いモデルの場合、紙幣識別機のハードウェア自体を交換する必要があります。この場合、専門業者による取り付け作業が必要となります。
4.費用
ソフトウェアアップデートの場合、数万円程度の費用がかかることが一般的です。
ハードウェアの交換が必要な場合、数十万円の費用がかかることもあります。

これらの対応手順を踏むことで、自販機が新紙幣を正確に識別し、利用者に円滑なサービスを提供できるようになります。

2. 他社購入の自販機、新紙幣対応の対策は?

2.1 他社製品の対応状況と問い合わせ方法

他社製品の自販機を使用している場合、新紙幣対応状況を確認する必要があります。以下の手順で対応状況を確認し、必要な対応を行いましょう。

1.メーカーの公式サイトを確認する
各メーカーの公式サイトには、新紙幣対応の情報やアップデート方法が掲載されていることが多いです。
例として、サン・ベンディング東北さんの対応状況、自販機自体の対応状況については、以下のリンクから確認できます。
2.問い合わせ方法
自販機のメーカーや販売業者に直接問い合わせることも重要です。※
※自動販売機JPでは他社で購入された自動販売機の改刷対応はおこなっておりません。
メーカーのサポート窓口に連絡し、自販機のモデル番号やシリアル番号を伝えると、対応状況や必要な手続きを教えてもらえます。

2.2 自動販売機JPの対応方針と注意点

自動販売機JPでは、他社製の自販機の新紙幣対応について、以下の方針を採っています。

1.対応可能な製品
弊社が販売した自販機については、新紙幣対応を実施します。
対応可能な機種については、サポート窓口で確認してください。
2.注意点
他社で購入した自販機については、弊社では直接の対応を行っておりません。
必要に応じて、新規入替や対応機種への変更を検討してください。

2.3 新規入替のメリット

新紙幣に対応できない古い自販機の場合、新規入替が最も現実的な解決策です。以下が新規入替の主なメリットになります。

1.壊れにくい
最新の自販機は、耐久性が向上しており、故障のリスクが低減しています。
定期的な保守サービスも提供されており、長期的な運用が可能です。
2.キャッシュレス対応
新しい自販機は、キャッシュレス決済にも対応しており、現金以外の支払い方法を利用することができます。※
※キャッシュレス決済はオプションとなります。
利便性の向上により、利用者の満足度が高まります。
3.保守
新しい自販機は、メーカーの保守サービスがつくため、安心して利用できます。
定期的な点検や部品交換が比較的容易に行える設計となっています。

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3. 新紙幣対応済みの事例

3.1 板馬養殖センター様

板馬養殖センター様

沖縄県南城市にある「有限会社 板馬養殖センター」様に、冷凍自動販売機「SD-11DVM」を導入させていただきました。板馬養殖センター様は車海老の養殖を行っている会社で、今回の導入により、車海老やカップアイス、新鮮な魚などを販売することが可能になりました。

今回の導入は、板馬養殖センター様が新鮮な海産物を直接消費者に提供するための手段として、自販機の利用を希望されたことから始まりました。冷凍自販機を活用することで、地元の新鮮な海産物を手軽に購入できるようになり、地域の消費者にとって大きなメリットとなります。

設置した冷凍自販機「SD-11DVM」は、沖縄の美しい海を連想させるインパクトのあるデザインにラッピングされています。このデザインは、観光客にも地元住民にも親しみやすく、視覚的にも楽しんでいただけるよう工夫されています。

また、今回の新紙幣発行に伴い、新紙幣対応が完了しています。新しい紙幣での支払いも可能となり、安心してご利用いただける環境が整いました。
「有限会社 板馬養殖センター」様への冷凍自動販売機の導入事例は、地元産品の販路拡大と消費者の利便性向上の両方を実現する好例となっています。

3.2 柳金属産業株式会社様

柳金属産業株式会社様

柳金属産業株式会社様は、兵庫県伊丹市に本社を構える金属の買取販売事業を展開する企業です。食べ歩き好きの社長が自社工場を建設し、こだわりの生ポン酢を作り上げました。そして、そのこだわりの生ポン酢を自販機で販売し、多くの方に味わっていただきたいという社長の意向があり、F-10AVMをご提案し設置となりました。

設置場所は会社前と伊丹スカイパーク近くのYMIパーキングです。この自販機の目的は、社長が作った至高のポン酢を多くの方に味わっていただくことです。自販機正面にはポン酢の写真を大きく配置し、右側面にはポン酢の説明を記載しています。シンプルながらもインパクトのあるラッピングを採用しました。お近くにお越しの際は、ぜひ同商品の自販機に立ち寄ってみてください。

今回の新紙幣発行に伴い、柳金属産業株式会社様の自販機は新紙幣対応が完了しています。新しい紙幣での支払いも可能となり、安心してご利用いただける環境が整いました。

4. まとめ

この記事では、自販機の新紙幣対応について説明しました。新紙幣導入の背景には、偽造防止技術の強化やユニバーサルデザインの向上があり、これに対応するために自販機のソフトウェアやハードウェアのアップデートが必要です。

他社製品の対応状況を確認し、必要に応じて問い合わせや新規入替を検討することが重要です。

柳金属産業株式会社様や板馬養殖センター様の事例を通じて、具体的な対応方法や自動販売機自体の効果を紹介しました。新紙幣対応により、利用者にとって便利な環境が整い、販売商品の販路拡大にも寄与しています。

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記事の監修者

自動販売機JP
自動販売機JPは、自動販売機にてさまざまな商品を販売したいというお客様のニーズを叶えるために誕生したサービスです。
20種類以上の多種多様な業種・業態向けの自動販売機を取り扱っており、導入実績は2,000台を超えました。冷凍・冷蔵・保冷機能を搭載した機種や屋外・屋内設置対応、キャッシュレス決済対応などあらゆるニーズに対応した自動販売機をご提供しています。
■経歴
2015年 サイトを公開。リニューアルや最新情報の掲載を繰り返しながら現在に至る
■掲載
日本経済新聞
月刊サイン&ディスプレイ
オレンジページ
日本農業新聞