おすすめの自動販売機会社を比較！選び方や飲み物以外の設置事例も紹介

普段何気なく使っている自動販売機には、多種多様な種類があります。

設置を検討している方の中には、「そもそもどんなメーカーがあるの？」「どうやって選べばいいかわからない…」などと悩んでいる方もいるでしょう。

本記事では、自動販売機販売のプロである自動販売機JPが、おすすめの自動販売機会社をわかりやすく比較します。

また、おすすめの選び方も解説しますので、最適なモデルを見つけるための比較ポイントを理解できるでしょう。

社内や店舗に自動販売機を設置したい方は、最後までご覧ください。

1. 自動販売機の種類は大きく分けて2つ

自動販売機の種類は、大きく下記2つに分けられます。

• • メーカー専用自動販売機
• • オリジナル自動販売機

メーカー専用の自動販売機とオリジナル自動販売機の大きな違いは、販売商品と本体デザインの自由度です。

オリジナル自動販売機のほうが、商品もデザインもある程度自由に決められます。

本章では、それぞれの特徴や設置メリットを紹介します。自動販売機の種類を検討中の方は、どちらもチェックしておきましょう。

1.1 メーカー専用自動販売機

メーカー専用自動販売機とは、商品ラインナップがすべて同じメーカーで統一された自動販売機のことです。

伊藤園の自動販売機であれば四つ葉のクローバーと「ITO EN」の文字が記載されているように、自動販売機に各メーカーのロゴの記載がある点が特徴です。

また、専用アプリでスタンプをためれば無料ドリンクと交換できたり、コラボグッズが当たるキャンペーンを用意していたりと、利用率アップのために各メーカーで独自の工夫が施されているメリットがあります。

メーカー専用自動販売機は、特定のメーカーの商品のみを販売したい方に適しています。

1.2 オリジナル自動販売機

オリジナル自動販売機とは、コカ・コーラや伊藤園、サントリーなど複数のメーカーの商品を1台で取り扱えたり、自社の商品を販売できる自動販売機のことです。

各メーカーで人気の商品を自由にラインナップしたり、利用者のニーズに合う商品をそろえたりできる点が特徴です。

各メーカーの自動販売機を1台ずつ導入するよりも、本体購入コストや設置スペースを削減できるメリットもあります。

オリジナル自動販売機は、自動販売機で売る商品を自分で選びたい方や、省スペースで設置したい方におすすめです。

2. メーカー専用自動販売機を取り扱うおすすめ業者5選

メーカー専用自動販売機を取り扱う業者を5社紹介します。

メーカー専用自動販売機の特徴や販売商品を簡単にチェックしたい方は、下記の表をご覧ください。

2.1 ①コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、国内の自動販売機業界でトップシェアを長年維持している会社です。

2023年度の売上収益は8,686億円と、アフターコロナの人出回復に伴い売り上げの回復傾向が見られます

また、遠隔操作で災害情報を流せる「地域貢献型自動販売機」や、自販機ARアプリと連動した自動販売機など、トップシェア企業として最前線をいく自動販売機を提供し続けています。

2.2 ②サントリービバレッジソリューション株式会社

サントリービバレッジソリューション株式会社は、サントリー天然水やBOSSシリーズなど、各飲料分野で大ヒット商品を生み出している会社です。

サントリーグループ全体の2023年12月期における売上収益（酒税込み）は約3.2兆円と、初の3兆円超えを果たし好調さがうかがえます。

また社員2名の同時利用で飲料がタダになる「社長のおごり自販機」など、職場のコミュニケーションや利便性促進のためのサービスを提供しています。

2.3 ③アサヒ飲料株式会社

アサヒ飲料株式会社は、三ツ矢サイダーやカルピス、WONDAなど幅広い年代に愛される商品を生み出してきた会社です。

アサヒ飲料株式会社の2023年度の売上高は3,822億円で、ロングセラーブランドの強化により業界シェア3位へ躍進しました。

また、クラウド型のカメラやフリーWi-Fiを搭載した自動販売機など、利用者のニーズを迅速にキャッチアップしたIT技術との連携モデルを提供しています。

2.4 ④ダイドードリンコ株式会社

ダイドードリンコ株式会社は、独自のコーヒーブランドや復刻堂シリーズなど、オリジナル性豊かな商品を取り扱う会社です。

2023年度の連結売上高は2,133億円で、子会社が増えたことと価格改定による効果により、大幅な増益となりました。

また、方言や外国語を話す「おしゃべり機能」や7777がそろうと1本無料でもらえる「ルーレット機能」など、エンターテインメント性にあふれる自動販売機を提供しています。

2.5 ⑤株式会社伊藤園

株式会社伊藤園は国内外へお茶文化を普及するために、さまざまな設置ロケーションになじむ自動販売機を提供する会社です。

2023年4月期における単独売上高は3,150億円で、飲料販売数量全体では茶系飲料が70％を占めています。

また、ピカチュウラッピングやステントリム、茶殻配合シートなど、オリジナルラッピングを提供し、子どもの遊び場や駅構内、病院などさまざまな設置ロケーションに合う自動販売機を提供しています。

3. オリジナル自動販売機を取り扱う業者

オリジナル自動販売機を取り扱う業者である自動販売機JPを紹介します。

自動販売機JPの自動販売機は、メーカー専用自動販売機にある制限が少ないのが特徴です。

例えば、売り上げに関係する販売商品や仕入れ、契約方法を購入者側で決められます。

また、自動販売機の機種と本体デザインの自由度が高いメリットもあります。

メーカー専用自動販売機は10種類程度しかない一方で、自動販売機JPでは設置ロケーションや販売商品に合わせて50種類上の候補から最適な自動販売機を選ぶことが可能です。

自動販売機JPの概要や特徴について、詳しく見ていきましょう。

3.1 自動販売機JP

自動販売機JPは、50種類以上の自販機を取り扱う自動販売機専門の販売業者です。

自分で商品の補充・売上管理・メンテナンスをする「セルフオペレーション」のオリジナル自販機を取り扱っています。

そのため購入者側で、販売商品の選定や仕入れを自由に行えるのが特徴です。

さまざまなメーカーの販売商品を選べるため、メジャーな商品はもちろん、ご当地ドリンクやお酒類など消費者のニーズに合わせてラインナップをしたい方に適しています。

オリジナル自動販売機の設置を検討されている方は、まずは相談からでもお問い合わせください。

4. 自動販売機のおすすめの選び方4つ

複数の自動販売機の中から最適な自動販売機を選ぶ方法は、下記のとおりです。

• • 複数の決済方法に対応しているか
• • 設置できる商品の種類が豊富か
• • オリジナルデザインに対応できるか
• • 導入前にシミュレーションできるか

利用者のニーズに応えて売り上げにつなげるうえでは、決算方法と販売商品の多様さに注目して選ぶことをおすすめします。

それぞれの選び方を詳しく解説しますので、特に初めて自動販売機を導入する方はチェックしておきましょう。

4.1 ①複数の決済方法に対応しているか

利用率を上げるためには、複数の決済方法に対応できる自動販売機を選びましょう。

古い自動販売機では現金のみしか使えませんが、最新モデルでは現金に加えて、バーコード決済や電子マネー決済などキャッシュレス決済が可能なものもあります。

近年スマートフォンだけを持ち歩き、現金を使わない人が増えてきているため、キャッシュレス対応の自動販売機を導入すれば、より多くの人に利用してもらえるでしょう。

自動販売機JPは現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー・交通系IC・スマホ決済などさまざまな決済方法に対応可能な自動販売機を用意しています。

詳しくは、「電子マネー・キャッシュレス対応自動販売機」をご覧ください。

4.2 ②設置できる商品の種類が豊富か

多様な利用者の好みに対応できるように、幅広い商品を販売できる自動販売機を選びましょう。

飲料だけではなく、食品や物販も1台で取り扱える自動販売機を導入すれば、より多くのニーズに対応できます。

なお自動販売機JPはオリジナル自動販売機を取り扱っているため、メーカーにとらわれず人気のある商品を自由に選定できます。

また、飲料以外の日用品や冷凍・冷蔵食品の販売も可能なため、自社で販売したい商品に最適な自動販売機を見つけられるでしょう。

自動販売機JPで販売してきた商品は、「ニーズ別自動販売機」をご覧ください。

4.3 ③オリジナルデザインに対応できるか

自動販売機のオリジナルデザインができるかどうかも重要な選定基準です。

メーカー専用自動販売機は、各メーカーのデザインに縛られます。自動販売機のカラーや柄を周辺環境や店舗イメージに合わせて、自由に決められません。

一方でオリジナル自動販売機なら、独自のデザインにラッピングできる場合があります。

自動販売機にオリジナルのロゴや柄を施すことで、広告塔や看板として利用できます。

独自性がある自動販売機は店舗や商品の認知向上につながるため、特に新店舗オープンや新商品販売の際にはオリジナルデザイン対応の自動販売機を検討するとよいでしょう。

なお自動販売機JPでは、自動販売機のオリジナルラッピングに対応しています。

デザインの詳細は、「オリジナルデザイン自動販売機」をご覧ください。

4.4 ④導入前にシミュレーションできるか

実際に店舗に設置する自動販売機の体験や、搬出テストを実施できるかどうかも、自動販売機を選ぶ際に注目しましょう。

導入前に問題なく搬出できるかシミュレーションをしておくと、商品の破損や商品詰まりなどの搬出不良を事前に防げるメリットがあります。

なお、自動販売機JPは東京と仙台にショールームを構えているため、飲料をはじめ冷蔵や冷凍、物販、小型タイプなどさまざまな自動販売機の事前見学が可能です。

また、リモートでの商談も可能なため、近隣にショールームがない場合にもお気軽にお問い合わせください。

導入実績や自動販売機を活用したビジネスモデルの事例紹介、搬入テストもできるため、納得したうえで自動販売機を導入できるメリットがあります。

自動販売機JPのショールームについては、「自動販売機JPショールーム」をご覧ください。

5. 自動販売機を設置するなら自動販売機JPがおすすめ

自動販売機を設置するなら、自動販売機JPがおすすめです。

数多くあるメーカーの中で自動販売機JPをおすすめする理由は、下記のとおりです。

• • メーカーにとらわれず商品を自由に選べる
• • 飲料だけでなくフードや冷凍食品にも対応
• • オリジナリティ溢れる自販機の提案も可能

本章では、自動販売機JPがおすすめの理由を解説します。

5.1 メーカーにとらわれず商品を自由に選べる

自動販売機JPで取り扱っているオリジナル自動販売機は、セルフオペレーション型です。

自分で商品の仕入れができるため、飲料水はサントリー天然水にして炭酸飲料はコカ・コーラにするといったように、メーカーにとらわれずに販売する商品を柔軟に決められます。

そのため独自の仕入れ先がある方や、ドリンクのラインナップにこだわりたい方におすすめです。

また、自社で飲料や食品を取り扱っている場合は、自社商品を自動販売機で販売することも可能です。

自社商品の売り上げアップにつなげたい場合にも、自動販売機JPのオリジナル自動販売機がおすすめです。

5.2 飲料だけでなくフードや冷凍食品にも対応

自動販売機JPでは、50種類以上の多様な機種を取りそろえているため、販売したい商品に合った最適な自動販売機を導入できます。

例えば、飲料だけでなく、冷凍食品・雑貨・衣服・トレカなど幅広い商品を販売可能です。

そのため、冷凍食品など他にはない商品で差別化ができるため、店舗の認知度を上げたい方におすすめです。

また、卓上タイプやロッカータイプ、屋内外両立タイプなど、さまざまな機種を用意しているため、販売商品や設置場所に合わせて柔軟に選べます。

そのためお弁当などの大きい商品を扱いたい場合や、省スペースで運用したい場合など、一般的な自動販売機では販売・運営が難しいケースでもご相談ください。

5.3 オリジナリティ溢れる自販機の提案も可能

自動販売機JPでは、自動販売機に専用のシートでラッピング加工を施せます。

ラッピングの内容はプロのデザイナーがお客さまの要望を基に提案するため、自動販売機や販売商品の魅力を最大限にアピールできます。

自動販売機のデザインには店舗のロゴや雰囲気にあわせたカラーを採用できるため、自動販売機を広告塔としての活用が可能です。

屋外に設置して看板代わりにしたい方や、主力商品をよりアピールしたいと考える方におすすめです。

6. 飲み物以外の変わった商品の自動販売機設置事例

近年エンタメ性を求める風潮に合わせて、自動販売機でも変わった商品の取り扱いが増えてきました。

本章では、飲み物以外の変わった商品を販売する自動販売機の設置事例について、下記の3つを紹介します。

• • ①看板型自動販売機｜はぴもえ工房様
• • ②物販・食品自動販売機｜名駅大治自動車学校様
• • ③コーヒー豆自動販売機｜株式会社ボンコアン様

自動販売機を設置したことで、店舗へどのような効果があったのかについても解説します。

自動販売機で取り扱う商品を検討中の方は、参考としてご覧ください。

6.1 ①看板型自動販売機｜はぴもえ工房様

北海道のハンドメイド商品を販売する会社では、スリムながら多種多様な商品を販売できる自動販売機を設置しています。

2020年12月の新規オープンに合わせて、店舗外に自社の商品やコロナ禍でも自宅で楽しめるハンドメイド商品のキットやマスクなどを販売したいという要望から導入に至りました。

前面にお店のロゴとキャッチコピーを施すことで、自動販売機が温かみのあるお店のイメージを伝える役割も果たしています。

>>看板型自動販売機の詳細な設置事例はこちらから

6.2 ②物販・食品自動販売機｜名駅大治自動車学校様

愛知県にある自動車学校では、教習生と職員に快適な環境を提供したいという要望から、食品自動販売機を設置しました。

自動販売機ではすぐに食べられるカップ麺やスープなどの食事系に加えて、チョコレートやドーナツなどおやつ系も提供しており、幅広い商品をラインナップしています。

自動販売機JPでは、保冷・冷凍機能付きの食品向け自動販売機を取り扱っているため、チョコレートやアイスクリームのような繊細な温度管理が必要な食べ物も安全に販売できます。

>>物販・食品自動販売機の詳細な設置事例はこちらから

6.3③コーヒー豆自動販売機｜株式会社ボンコアン様

神奈川県のコーヒー専門店では、店舗以外に販路を拡大したいという要望から、駅構内にコーヒー豆専用の自動販売機を設置しました。

近隣の地下鉄駅に設置し、店舗をまだ知らない潜在層への広告塔として活用しています。

また、普段店舗を利用する人にとっては、わざわざ店舗へ行かなくても通勤やお出かけのついでに商品を購入できるメリットがあります。

当事例の活用方法のように、店舗から離れた場所でも主力商品を効果的に販売することも可能です。

>>コーヒー豆自動販売機の詳細な設置事例はこちらから

7 おすすめの自動販売機についてよくある質問

自動販売機についてよくある質問を2つ紹介します。

• • Q：飲み物以外の自動販売機でおすすめの種類は？
• • Q：自動販売機製造メーカーのシェア率・売上ランキングは？

7.1 Q：飲み物以外の自動販売機でおすすめの種類は？

A：食品自動販売機でおすすめの商品は、下記の5つです。

• • アイスクリーム
• • ゼリー
• • パン
• • インスタントラーメン
• • おにぎり

簡易的に食べられるパンやおにぎりは、世代を問わず人気があるため、利用率が高くおすすめです。

また、食品・飲み物以外でおすすめの自動販売機は、下記のとおりです。

• • 電池・バッテリー
• • 文房具
• • 観光地のお土産
• • 女性用衛生用品・避妊具

上記の商品は全国的に見ても取り扱いが少なく、SNSやワイドショーで注目を集め、利用率アップにつながる可能性が高いためおすすめです。

飲み物以外で変わった商品を販売したい方は、「最新の自動販売機人気タイプ別・商品別ランキング！流行りそうな商品も紹介」をご覧ください。

ペットフードや絵馬など自動販売機では珍しい商品を販売して、成功した事例を紹介しています。

7.2 Q：自動販売機製造メーカーのシェア率・売上ランキングは？

A：自動販売機製造メーカーの世界シェア率・売上ランキングは、下記のとおりです。(※)

• • 1位：クレーン
• • 2位：エボカ
• • 3位：富士電機
• • 4位：グローリー株式会社
• • 5位：アズコーエン
• • 6位：カタローブ

※2021年度における各メーカーの売上高と市場規模をもとに算出された内容です。

海外企業のクレーンやエボカが上位に入る中、日本企業の富士電機が第3位にラインクインしています。富士電機は、国内シェア約5割のトップメーカーです。

なお自動販売機JPでは、富士電機製の自動販売機も取り扱っています。

実績が豊富な国内メーカーの自動販売機を設置したい方は、ご相談ください。

8. まとめ：おすすめの自動販売機について相談したい方は自動販売機JPへ

メーカー専用自動販売機・オリジナル自動販売機を取り扱う自動販売機会社を比較しました。

• • コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社：社会貢献性の高いモデルを提供
• • サントリービバレッジソリューション株式会社：職場向けモデルを提供
• • アサヒ飲料株式会社：IT技術と組み合わせたモデルを提供
• • ダイドードリンコ株式会社：エンターテインメント性が高いモデルを提供
• • 株式会社伊藤園：人気キャラクターのオリジナルラッピングモデルを提供
• • 自動販売機JP：商品・デザインを自由に選べるオリジナルモデルを提供

数多くある会社の中でも、50種類以上のモデルから選定できる自動販売機JPがおすすめです。

自動販売機で販売したい商品がある方は、ご相談のみでも承っております。お気軽にお問い合わせください。