自動販売機を入れ替える5つのメリットと2つの交換方法を徹底解説

近年自動販売機の多様化が進み、高機能かつデザイン性あふれる自動販売機が増えてきています。

平成初期に導入した自販機を運用しているオーナーの中には、今の自動販売機に不満があり、新しい自動販売機への入れ替えを検討している方も多いでしょう。

本記事では、古い自動販売機の入れ替えるメリットや交換する方法を紹介します。

また、入れ替える際のデメリットやリスクについても解説しますので、入れ替えで後悔や失敗するリスクをなくせるでしょう。

運用中の自動販売機の売り上げやデザインに不満を感じているオーナーの皆さまは、最後までご覧ください。

1. 自動販売機の入れ替え・交換の5つのメリット

古い自動販売機を入れ替えることで、運用上でさまざまなメリットを得られます。得られるメリットは、下記です。

• • 商品ラインナップを自由に変えることができる
• • 自動販売機のデザインを独自のものにできる
• • 省エネモデルにすることで電気代の節約になる
• • トラブルを防ぎやすい
• • 時代にあった決済方法が導入できる

本章では、新しい自動販売機へ入れ替えるメリットについて、古い自動販売機と比べながら詳しく解説します。

納得したうえで新しい自動販売機を購入するためにも、それぞれチェックしておきましょう。

1.1 ①：商品ラインナップを自由に変えることができる

最近の自動販売機に入れ替えれば、商品ラインナップの自由度が高まります。

例えば、30品目を販売できる大容量タイプの自動販売機へ交換すれば、販売商品の幅を広げられます。

また冷凍と冷蔵の切り替えが可能なタイプへ交換すれば、取り扱う商品を利用者のニーズに合わせて、柔軟に変更することも可能です。

古い自動販売機では扱えなかった自店舗商品も販売できるようになるため、売上アップにつながるでしょう。

自動販売機JPでは、下記のような商品販売のニーズに応じた自動販売機を取り扱っています。

• • スナック菓子・生菓子
• • 野菜
• • 餃子
• • お米
• • 冷凍食品
• • トレカ
• • Tシャツ・靴下
• • 雑貨・日用品

ど冷えもんMULTI（マルチ）のように、一台で常温食品・冷蔵食品・日用品に対応し、3役もこなせる自動販売機も提供しています。

自動販売機JPで取り扱う自動販売機に興味がある方は、「ニーズ別自動販売機」をご覧ください。

1.2 ②：自動販売機のデザインを独自のものにできる

自動販売機の入れ替えに伴って、白や青の単色のシンプルな見た目のデザインから、店舗の売れ筋商品やロゴ、アピール文を採用したオリジナルデザインに変更できます。

例えば、「炭火焼き鳥と鶏惣菜の専門店鳥の匠武蔵新田店」様の自動販売機のように、「レンジで簡単！すぐじゅわわ〜」と商品イメージを文字でアピールできます。

また、設置場所の景観条例に違反する可能性がある場合は、自動販売機のデザインを周辺の景観に溶け込むように変えなければなりません。

ロゴや文字で魅力を伝えたい場合や、景観を考慮する必要がある場合は、自由にデザインを変更できるオリジナルデザイン自動販売機がおすすめです。

自動販売機JPであれば、ニーズに合わせたオリジナルラッピングの自動販売機を設置できます。

オリジナルラッピングで自動販売機を設置してみたい方は、「オリジナルデザイン自動販売機」をご覧ください。

>>事例詳細はこちらから

1.3 ③：省エネモデルにすることで電気代の節約になる

新しい自動販売機では、冷却・照明の自動制御システムや保温性に優れる断熱材が採用されているため、省エネ性能が高い傾向にあります。

そのため、古い自動販売機と同じように運用しても、電気代を大きく節約することが可能です。

古い自動販売機を運用している方の中には、電気代が高額で悩んでいる方も多いはずです。

省エネ性能が高い新しい自動販売機へ入れ替え・交換して電気代を削減し、運用コストの見直しを進めましょう。

なお、電気代の目安については、「自動販売機の1ヶ月の電気代はいくら？ランニングコストや負担者について解説」で詳しく解説していますのでご覧ください。

1.4 ④：トラブルを防ぎやすい

新しい自動販売機では、古いモデルでよくある故障・盗難トラブルを防げるのもメリットです。

古い自動販売機ではお札や硬貨が何回も返ってきたり、お金の投入口が壊されて硬貨が盗まれやすかったりと、さまざまなトラブルが発生します。

一方で新しい自動販売機では、お金の投入口が故障しても購入できるようにキャッシュレス決済ができるため、故障に伴うトラブル回避が可能です。

また、ドアレンジが内部に設置されている最新の自動販売機もあり、盗難防止対策も進んでいます。

新しい自動販売機では故障や盗難リスクを減らせるため、自動販売機の運営・管理を効率化するうえでも、古いモデルから入れ替えるとよいでしょう。

なお、自動販売機の新規購入がコスト面で厳しい方には、初期費用が0円の「リース」がおすすめです。

自動販売機JPで契約したい方は、「リース自動販売機」をご覧ください。

1.5 ⑤：時代にあった決済方法が導入できる

新しい自動販売機へ入れ替えれば、交通系電子マネー決済やスマートフォン決済など、キャッシュレス決済に対応できるメリットがあります。

2022年3月に消費者庁が実施したキャッシュレス決済に関する調査では、「キャッシュレス決済をよく利用する・時々利用する」の回答率を合わせると、約90%に及ぶことがわかりました。

出典：キャッシュレス決済の動向整理（2022年9月16日）｜三菱UFJリサーチ＆コンサルティング

調査結果は、普段から現金を持ち歩いていない人が増えている可能性が高いことを意味します。

そのため、現金のみの自動販売機からキャッシュレス決済対応モデルへ入れ替えることで、機会損失を減らせるでしょう。

新しい自動販売機へ交換するに伴い、時代に合わせてキャッシュレス決済を導入したい方は、「電子マネー・キャッシュレス対応自動販売機」をご覧ください。

2. 自動販売機の入れ替え・交換のデメリット

自動販売機の入れ替え時や交換時には、下記のようにデメリットもあります。

• • 費用がかかる
• • 手続きが必要

金銭面と手続きの手間は、入れ替えるためには避けられないことです。

ただし、依頼する自動販売機業者によっては、運営側にかかる負担を減らせる場合があります。

本章では、費用と手続きの具体的な内容と、それぞれの負担を軽減する方法を紹介します。

少しでも入れ替えの負担をなくしたい方は、どちらもチェックしておきましょう。

2.1 ①：費用がかかる

自動販売機を入れ替える場合には、古い自動販売機の撤去と新しい自動販売機の設置にお金がかかります。

例えば、不用品回収業者に撤去を依頼すると、費用がかかるケースも少なくありません。

ただし、自動販売機の設置会社の中には、撤去費用を負担してくれる場合があります。

そのため依頼する業者によっては、設置から撤去まで費用を負担せずに済ませられます。

ただし、レンタルの自動販売機では、契約期間中に撤去を依頼すると違約金がかかることもあるため注意が必要です。

業者によって撤去費用や違約金の有無が異なるため、入れ替え時には契約書や見積書をよくチェックしましょう。

2.2 ②：手続きが必要

自動販売機を入れ替える際には、手続きの手間がかかるデメリットもあります。

例えば、契約中の設置会社やオペレーターとは異なる会社の自動販売機を設置する場合には、契約解除の手続きが必要です。

ただし、自動販売機設置会社の中には、乗換保証や現在契約している会社との交渉をサポートしてくれる場合があります。

手続きの手間を減らすには、新しく契約する際に交渉サポートの有無をチェックするとよいでしょう。

以上のように、古い自動販売機を入れ替えると費用や手続き上のデメリットがあるとはいえ、自動販売機運営の自由度が高くなることや節電など多くのメリットを得られます。

この機会に自動販売機を入れ替えたい方は、自動販売機JPにお問い合わせください。

3. 自動販売機の入れ替えを行う2つの方法

今運用している自動販売機を入れ替える方法は、下記の2つです。

• • 現在の自動販売機の設置会社に相談する
• • 別の設置会社に相談する

契約中の設置会社に相談する方法は、新規契約に伴う手続きの手間をかけずに交換できます。

ただし、販売商品の追加など売り上げアップにつながる積極的なアプローチはできません。

一方で別の設置会社に相談する方法では、解約や新規契約の手間はあるものの、商品ラインナップを変えられる場合もあるため売り上げの大幅な向上が期待できます。

ここでは、それぞれの入れ替え方法についてメリット・デメリットや注意点を解説します。

3.1 ①：現在の自動販売機の設置会社に相談する

自動販売機の運用や商品提供まで担当するオペレーターの場合には、新しい自動販売機へ入れ替えても商品や運用の自由度はさほど変わりません。

そのため、冷凍食品の自動販売機ビジネスを始めたり、一括購入からリースに変えたりなど売り上げアップにつながる変更は難しいです。

現在契約中の設置会社の商品ラインナップや運用方法に不満がない方は、継続相談をするとよいでしょう。

3.2 ②：別の設置会社に相談する

別の設置会社に依頼する場合には、現在契約中の設置会社と交わした契約内容の確認が必要です。

特に、契約期間と中途解約については必ず確認しましょう。

契約期間内に解約すると、違約金や損害賠償が発生し、大きく損をする可能性が高いからです。

中途解約でも契約満了でも、解約をする場合には早めに業者に相談しておきましょう。

なお、別の設置会社を検討している方には、自動販売機JPがおすすめです。

自動販売機JPで購入やリース・レンタルにより自動販売機を設置すれば、販売商品や運用方法を柔軟に選べるようになるため、今よりも利益を伸ばせるでしょう。

自動販売機の入れ替えに関する相談は、お気軽にお問い合わせください。

4. 自動販売機の入れ替えに関するよくある質問

自動販売機の入れ替えに関するよくある質問について、下記の3つを紹介します。

• • 商品入れ替えや補充の頻度はどれくらいが適正？
• • 古い自動販売機を放置するリスクは？
• • 自動販売機を入れ替えて売上アップするコツは？

4.1 Q：商品入れ替えや補充の頻度はどれくらいが適正？

A：販売商品の種類や販売数によって変動しますが、最低でも月1回〜2回の頻度で商品入れ替えや補充のための点検が必要です。

商品の補充や管理を依頼できる「フルオペレーション」であれば、自動販売機の運用を丸投げできるため、自分で点検する手間をなくせます。

一方、自分で自動販売機を購入する方法では、自動販売機本体の管理や商品補充の手間がかかります。

ただし、自分で運用する分、仕入れ方法や補充ペースなどの工夫次第で利益率を高めることが可能です。

業者に任せる方法と自分で設置する方法を比較したい方は、「【専門家監修】自動販売機を設置したい事業主のための導入方法/流れ/費用/条件を解説」をご覧ください。

4.2 Q：古い自動販売機を放置するリスクは？

A：古い自販機では電気代の負担が大きくなったり、パーツの故障に伴い、払い戻しが必要になったりと、支払いに関するトラブル発生が多発する傾向にあります。

古い自動販売機は、庫内の温度調整機能などの省エネ性能が低いため、放置すると高額な電気代がかかります。

一方で新しい自動販売機には庫内環境や照明の自動制御機能が搭載され、省エネ性能に優れているため、入れ替えることで電気代の大幅な削減が可能です。

また、自動販売機が故障した際に修理へ出しても、パーツの生産が終了しており直せないケースがあります。

そのため、お札や硬貨が正常通りに返却されず払い戻しのトラブルが生じると、悪い口コミが広がり、売り上げ低下につながります。

一方で新しい自動販売機では、メーカーの保証もあり、すぐに自動販売機の故障トラブルに対応してもらうことが可能です。※メーカーの保証については契約内容によります。

古い自動販売機のリスクをなくすうえでは、新しい自動販売機へ入れ替えることが得策です。

4.3 Q：自動販売機を入れ替えて売上アップするコツは？

A：自動販売機を入れ替えて売り上げアップを実現するためには、商品の選定・販売機会の獲得・差別化の3つが重要です。

自動販売機の販売商品を決める際には、どういった商品をどれくらいの値段で販売するかを工夫しましょう。

店舗の利用者にアンケートを取るなど、ニーズ調査の結果を反映すれば、利用率が上がり売り上げアップにつながるでしょう。

また、定期的にメンテナンスをして、故障や釣り銭切れを回避し、販売機会を損なわないようにすることも重要です。

オリジナルのラッピングデザインを施したり、独自の冷凍商品を販売したりして、周りの自動販売機との差別化も行いましょう。

なお、自動販売機ビジネスで得られる利益や売り上げアップのコツについては、「自動販売機設置で期待できる利益は？売上UPの方法やデメリットも解説」をご覧ください。

5. まとめ：自動販売機を入れ替えるなら省エネや商品構成を検討しましょう

自動販売機の入れ替えで得られる5つのメリットは、下記のとおりです。

• • 商品ラインナップを自由に変えることができる
• • 自動販売機のデザインを独自のものにできる
• • 省エネモデルにすることで電気代の節約になる
• • トラブルを防ぎやすい
• • 時代にあった決済方法が導入できる

店舗のロゴなどオリジナルデザインを新しい自動販売機に採用することで、見た目で差別化ができるため、売り上げアップにつながります。

また、古い自動販売機を入れ替えたいなら、デザインや販売商品の自由度が高い「自動販売機JP」がおすすめです。

「どのようなデザインができるのか知りたい」「店舗の食品も販売できるか興味がある」などのご相談は、お気軽にお問い合わせください。