自動販売機のラッピングについて
・自動販売機のラッピングの歴史と現状
・ラッピングの歴史
自動販売機のラッピングの歴史についてですが、まずはじめにラッピング自体の日本の歴史を少しお話したいと思います。ラッピングという行為はもちろん今に始まったわけではありません。日本における布の誕生は奈良時代と言われています。(後の風呂敷)その後時代が進むにつれて染色の技術が生まれ、江戸時代にもなると風呂敷が一般的になり様々なものを包む用途(ラッピング)として使用されていました。
参照元:“日本の包装はクリエイティブ?”包む”の歴史とラッピングの多様性”
・自動販売機のラッピングの歴史
それでは自動販売機のラッピングの歴史についてお話したいと思います。日本で最初と考えられるのが1904年に登場しました。発明家の俵谷高七さんが手作りで作った切手と葉書の自販機。外装は木製でデザインもモダンに作られていますので一種のラッピング自販機と言えるのではないでしょうか。因みに俵谷さんは1888年に日本で最初の自動販売機(タバコを販売)を作った方でもあります(後日、自動販売機の歴史についてのコラムも書いてみたいと思います)。その後、1962年に米国の大手飲料メーカーが日本に本格進出したのを皮切りに飲料メーカーのラッピングが施された自販機が普及していきました。そしてその5年後の1967年に現在の100円硬貨(銅貨)の登場し、更に経済成長を背景により多数の国内各飲料メーカーが参入しラッピングされた自動販売機は全国的に広がり、今では自動販売機全体で普及台数が国内で約400万台以上にまで普及しています。
・現状
現在の自動販売機のラッピングは店舗や商品イメージや企業カラーに合わせたラッピングデザインを施工することで、商品自体の注目度やそのブランド力向上から企業自体の宣伝を担う、広告塔としての役割を持つようになっています。白いノーマルな自動販売機(白ベンダー)を店舗前に設置するよりも、ラッピングされた自販機を導入することで、商品や企業のブランド力向上にも繋がる自動販売機に仕上げることができます。 以下は弊社の例ですが自動販売機で釣りえさを販売するということで自販機に魚をモチーフにしたデザインと釣りエサというロゴを各所に配置することで何の自販機なのかということや店舗の雰囲気にもマッチしています。釣りえさのイワキ様に釣りえさ自販機を導入
・自動販売機のラッピングが今人気な理由・役割
・現在の役割
自動販売機は飲料がメインだとイメージしている方も多いかもしれませんが、近年の自動販売機は多種多様で様々な商品(食品、冷凍、冷蔵、雑貨類や比較的大きな品等々)を販売する事が出来ます(以下汎用自動販売機)。そして現在、世の中は新型コロナウイルス感染症の予防対策で「非接触」「非対面」での新しい販売方法が注目されています。その中で汎用自動販売機は正にその予防対策をしつつ商品を販売出来るという事で、今、大きく関心が寄せられ、多くの企業様や店舗様が新規で導入しています。その導入の際にデザインラッピングを希望する方は大変多くいらっしゃいます。それは商品のイメージアップ、販売促進、ブランド力の向上、企業の広告塔として注目しているからです。その具体的な理由と役割の説明及び実際の事例を紹介いたします。
理由・役割1 イメージアップ、ブランド力アップ
現在「非接触」「非対面」ということで様々な制限や自粛期間中の中、集客や売上げ、販売の影響を大きく受けた企業様や販売店様、飲食店様から自動販売機のお問い合わせを多数頂いております。理由として自動販売機で販売するだけではなく、もう一つの役割としてデザインラッピングを一緒にして自動販売機自体を店舗や商品のイメージアップ、ブランド力アップの戦略として考えているお客様が多くいらっしゃいます。理由・役割2 商品・店舗のイメージを統一できる
自動販売機のラッピングは販売商品のデザインや店舗の外観、企業カラーにマッチすることで、デザイン性が高まり、イメージを統一することができます。顧客をラッピングのデザインから自動販売機に誘導し、商品への関心を高める事が可能です。更に既存顧客以外の潜在顧客へアプローチする事も出来ますので、より多くの方に商品や店舗のイメージを知って頂ける機会が増えます。結果、新規顧客の獲得にも繋がります。理由・役割3 PR活動に繋がる
昨今の世の中ではSNSやネットメディアが世の中に対して与える影響が大きくなっています。今では様々な店舗様や企業様もTwitterやInstagramのSNSやGoogleマイビジネス等を活用しています。そうした中、ラッピングを施した自動販売機をSNSやネットメディアで発信して、一般の方々の注目を浴びれば集客力アップや店舗の知名度アップ、無人販売による売上げアップにも繋がります。さらに現在SNSを利用している一人ひとりの方がインフルエンサーとしての役割を持っている為、店舗側でSNSを利用していない場合でも店舗を利用して頂いたお客様や通りすがりの方がラッピングした自動販売機を見てSNSに発信していただくケースもあります。下記は弊社でラッピングデザインをして設置させて頂きました、宮城県の武田の笹かまぼこ様のデザインラッピング自動販売機の事例です。TVニュース番組(NHK、民放)やWEB(ニュース、SNS、ブログ)新聞、雑誌等様々なメディアに大きく取り上げられました。
11/5の読売新聞で弊社(株式会社パルサー)のオリジナルデザインのラッピング自販機が紹介されました。
・自動販売機JPラッピングの3つの特徴
1つ目の特徴は、商品・店舗・企業のブランド力の向上です。自動販売機JPでは商品・店舗・企業イメージに合わせたデザインラッピングが可能です。お客様のご要望にお応えしたデザインラッピングで、自動販売機を販売する店舗や企業の認知度やブランディングの効果を高め、ブランド力や商品価値の向上につながります。その為、自動販売機JPにはデザインラッピングを行う専属のプロデザイナー3名が在籍し、お客様の自動販売機のラッピングデザインを行っています。2つ目の特徴は、高い広告宣伝効果を生み出せることです。自動販売機JPのデザインラッピングは数多くの実績とノウハウがあり、今まで高い広告宣伝効果を数多く生み出しています。自動販売機JPのオリジナルデザインラッピングは、商品PRや店舗イメージの向上、広告宣伝効果の高いデザインをする事が出来ます。その為、商品や店舗を大きくアピールする事も出来ます。3つ目の特徴は、シートラッピングです。シートラッピングはデザインラッピングと異なり、決まった柄やデザインのシートをお選びいただき、加工して張り合わせる方法です。タイル調、シングルカラー、カーボン調、木目調等の様々なデザインから選択可能です。種類が豊富なことから、企業や店舗、商品イメージやカラーに合ったラッピングに対応することができます。自動販売機JPならシートラッピングの種類が500以上ありますのでご希望の柄やデザインのラッピングをする事が出来ます。
・自動販売機JPのラッピング事例
〇アニメツーリズム様のラッピング事例
アニメツーリズム様に日本全国各地のアニメ聖地で販売されているご当地カレーを商品とした自動販売機を導入させて頂きました。ラッピングデザインは人気キャラクターの基調に合わせて仕上げ、導入致しました。また商品の種類数も日本全国各地のアニメ聖地の名産品が使われているカレーを合計で50種類以上販売しております。さらに年中無休で商品を販売することができ、営業時間外や人手不足に困っている店舗や企業様のお悩みを解決することも可能です。
アニメツーリズム様にご当地カレー販売用自販機を導入
〇吉高屋様のラッピング事例
日本三古湯の温泉の1つである有馬温泉地にお店を構える老舗土産物店の吉高屋様にラッピング自動販売機を導入させて頂きました。温泉街の一角にある吉高屋様はとても趣のある外観です。自動販売機のラッピングの提案にあたり、その趣のある外観に合わせたカラーと木目調のラッピングを施した自動販売機を設置致しました。そして商品は石鹸、オリジナル入浴剤、コスメ等を販売しております。店舗屋外に設置していることから、有馬温泉に訪れた観光客の方たちにもご利用して頂けて、且つ木目調のラッピングデザインから、お店を通るお客様に吉高屋様の趣のある外観イメージに注目してもらうことができます。
吉高屋様にご当地自販機を導入
〇松島海岸レストハウス様のラッピング事例
松島海岸レストハウス様に武田の笹かまぼこ様の企業イメージとメイン笹かまぼこの商品カラーをモチーフにしたラッピング自販機を導入させて頂きました。武田の笹かまぼこ様の担当者の方が「気軽に買ってほしい」という思いから自動販売機の設置に至り、販売店で買える笹かまぼこと同じ鮮度になっております。自動販売機から笹かまぼこが買えることは業界初で、仙台名産品である笹かまぼこを2枚320円で購入することができます。
松島海岸レストハウス様に笹かまぼこ自販機を導入
参照元:河北新報<せんだい進行形>笹かま販売に新様式 コロナで苦戦 ピンチをチャンスに
参照元:ミヤギテレビ「OHバンデス」|感染対策で新登場!?珍しい笹かまぼこの自動販売機
参照元:livedoor NEWS|その発想はなかった…! まさかの「笹かま自販機」が宮城に爆誕していた
・他社様のラッピング例
Dydo様のラッピング例1
Dydo様のラッピング例になります。「水の都 大阪」の魅力を伝えるため、子供たちの絵で大阪の街を表現しております。こちらの自動販売機では音声機能が備わっており、オリジナルフレーズを伏せて、商品や企業のPR活動にもご利用して頂くことが可能です。
引用元:Dydo様より引用
Dydo様のラッピング例2
引き続きDydo様のラッピング例です。奈良の環境を守るご当地のヒーロー「ナライガー」をモチーフとしたラッピングデザインを施工しております。ゴミのポイ捨て等を含む「マナー違反」と「環境破壊」から奈良の街を守るため、自販機を通して地域の環境保護に貢献しています。
コカ・コーラ様のラッピング例
コカ・コーラ様のラッピング例となります。コカ・コーラとマチ★アソビがコラボした「Fate/stay night」「おへんろ。」のラッピング自販機が登場、当たり付きのドリンクを実際に買ってみた
※上記のようなラッピングも対応可能ですので、一度ご相談ください。
自社のラッピング例と他社様のラッピング例を両方掲載させていただきました。このように様々なデザインや柄でラッピングする事が出来ます。また屋外対応の汎用自動販売機もありますので、屋外設置ならより高い宣伝効果を得る事が出来ます。また自動販売機のカスタマイズの相談も受けておりますので、幅広いニーズに応えることができます。 少し宣伝になってしまいますが、弊社には専属デザイナーが3名在籍しておりますので、ラッピング例で掲載したようなブランドデザインやオリジナルデザインはもちろん、ご希望内容から新規でデザインも起こすことも出来ます。
・まとめ
自動販売機のラッピングについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。この記事で書かせていただいた弊社の自動販売機ラッピングに関することなどは一部分でしかありませんが自動販売機のラッピングは多くのメリットを生み出すことができます。弊社はお客様のご要望に合わせて多彩な商品ラインナップ、購入方法と導入方法があり、アフターサービスも対応致します。ラッピングに関することはもちろんのこと自動販売機自体でお悩みの際はぜひお問い合わせください。